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2022年6月

2022年6月30日 (木)

未成線長倉線の旅(第一小井戸コンクリート管まで)

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 この川は坂井川でかつてはここに眼鏡橋があった。1986年の豪雨でこの橋脚で流木などが堰き止められたことにより被害が拡大し、町内一帯が人の背の丈以上に浸水する惨事となったことから、その後眼鏡橋は撤去された。それが残っていれば長倉線随一の見どころになったに違いない。1986年の豪雨は小貝川が決壊した時の豪雨で、私が就職した年でもあるので特に印象に残っている。ニュースでアナウンサーが小貝川を「おみがわ」と誤読していたことも今でも覚えている。原稿が悪筆で判読困難だったのだろう。

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 最初のうちは築堤を撤去してならされた路面を歩いていたが、そのうち実際に鉄道の路面だったところを歩くようになった。道の脇にはところどころに境界くいが現れる。旧工部省を示す工のマークが入ったくいである。長さ120cmのくいで地中には70cm埋まっているのが基本らしいが周囲に土砂が堆積し、ずっと短くなっているものが多い。

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 未成線跡が県道に合流し、道幅も広がった。ここは並松(なんまつ)切り通しと呼ばれる跡だが、Sさんの見立てでは鉄道の勾配にしては急ではないかとのご指摘。このあたりは本来は1000分の20の勾配であるが、確かにそれより急な感じがする。Sさんがガイドに確認すると鉄道跡は県道より低いところを走っていて当初は段違いだったものが県道拡幅により未成線跡が埋められたとのこと。

 並松切り通しを過ぎ、ここで1回目び休憩ポイントになる。簡易トイレも設置されている。ここがサミットになりその先は下り勾配となる。

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 周辺が棚田となり、農業用水の水路が未成線の下をくぐっている。このガードは第一小井戸コンクリート管と呼ばれ、今も残る当時の遺構として貴重なものだ。このあたりの棚田で取れる米が棚田米と名づけられ、茂木の特産品になっている。先ほど配られたおにぎりにもその棚田米が使われているとのこと。

2022年6月29日 (水)

未成線長倉線の旅(上横町ガード跡まで)

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 0キロポストからウォークがスタートする。まず真岡鐵道の引き上げ線脇を通る。レールをよく見ると40と1964の刻印がある。1964年製の40kgレールであることを示している。前の東京オリンピックの年だ。線路はここで途切れるが、ここから北に向かって1000分の20の上り勾配で建設されていた。

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 芝生になっている遊歩道部分は築堤を取り壊した跡で、道路との交差部分には寺町ガードが存在していた。

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 コース上には案内板が整備されていてツアー参加者でなくても概要を把握することが可能だ。

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 ここは上横町ガードがあったところ。ガード撤去工事の際はコンクリート製橋台をブレーカーという大型重機で粉砕したが、コンクリートがあまりに頑丈で、粉砕の振動で水道管にヒビが入り漏水するほどだったとのこと。

2022年6月28日 (火)

未成線長倉線の旅(スタート)

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 担当者によるあいさつや諸注意が終わり、まず駅裏にある貨物ホームの名残りを見にいく。茂木はタバコの産地で「西の広島、東の茂木」と並び称され、かつては専売公社の工場もあり貨物輸送がにぎわっていたようだ。

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 駅裏手の山中には戦時中に高射砲の砲身を作る東京芝浦電気の地下工場があり、そこに引き込み線が延びていたようだ。斜面の色が変わっているところは今はふさがれているがかつての工場の入り口だったとのこと。地下工場があり、そこへの引き込み線まであったとは驚きだが、こういうことはひとりで未成線ウォークをしたのでは絶対分からない。 ツアーに参加して良かったと思う。

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 続いて駅前にあるキロポストを見学する。長倉線は未成線なので本来キロポストは存在しないはずだが、未成線跡を整備した際にあわせて設置された。少し傾いて設置されているが本物のキロポストもななめに立っており、このほうが運転士の視認性がいいとのこと。その事情を知らない茂木町長が斜めに立っていることに対し文句を言ったとか言わないとか・・・。キロポストは未成線跡に500mごとに設置されていて歩く際の目安になっている。隣には勾配票も設置されててLを示しているから、ここからしばらくは水平に進むようだ。

2022年6月27日 (月)

未成線長倉線の旅(受付)

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 列車を降りて駅に隣接する茂木ききょう館前で受付を済ませた。すると車内で見かけたSさん似の人に出くわした。似ているのではなく本人だった。前から長倉線に興味を持っていてこのツアーに参加したとのこと。私はついこの間知ったばかりだが、Sさんは2ヶ月も前に予約を入れていたらしい。昨日の出張先からの参加なのでリュックにはノートパソコンなども入っていて大変そうだ。

 参加者は40人ほどで長倉線の人気の高さに驚かされる。人数が多いので2班に分かれて行動するようだ。皆マスクをしているので年齢層は分からないが全体的な雰囲気からして私より年齢が高い人が多そうだ。鉄道関連のツアーだと男性オンリーのことも多いが今回は半数は女性で、歩く距離が7km程度なので未成線ツアーとしてよりもウォーキングイベントとして参加している人が多いのかもしれない。列車から降りた参加者は数人だったが、駅前に参加者用の無料駐車場も用意されており車で来ている人が多そうだ。

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 参加者には長倉線ガイドマップや茂木町のパンフレット、お弁当、そしてイヤーモニターが渡される。参加者が身に着けるツアータグには鎌倉山の雲海と長倉線の未成線跡が描かれている。デザインは美大出身の茂木町職員によるもので、シンプルだがツアーの特長をよく押さえたデザインで、町役場を辞めて独立しても仕事になるのではないかと思われた。

 集合時刻となり茂木町観光協会の担当者によるあいさつが始まる。イヤーモニターを着けているので声がよく聞こえる。担当者の声が小さく説明が聞きづらいツアーもよくあるのでこれはありがたい。今日は天候も良く最高のウォーキング日和になりそうだ。

2022年6月26日 (日)

未成線長倉線の旅(茂木まで)

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 インターネット上でたまたま未成線の長倉線を歩けるツアーが販売されているのに気付いた。長倉線は真岡鐡道の終点茂木駅から茨城県常陸太田市長倉までを結ぶぼうと計画された12.2kmの鉄道で、茂木から下野中川までの6.2kmが昭和12年に着工された。しかし太平洋戦争の戦局悪化に伴い工事が中断し、戦後工事が再開されることがなかった未成線である。今から80年以上前に着工されたその長倉線の未成線跡が整備され、途中にある大峯山トンネル内も含めて歩けることが分かり、4月23日に参加してきた。ツアーの主催は茂木トラベルという地元の旅行会社で、ツアー運営にあたっては茂木町商工会もバックアップしているようだ。ツアーは出発地や歩く区間によりいくつか設定されているが、私は行きは歩き、帰りはバス送迎のコースを選んだ。最近のJRのツアーだと万単位のお金がかかるが、こちらは4,000円とリーズナブルだ。

 集合は茂木駅8時50分と早い。大宮発6時45分発のやまびこ347号に乗車小山で下車し、7時07分発の水戸線に乗り換え、下館で真岡鐡道に再び乗り換える。

 下館駅を定刻に発車しかけたと思ったら、直後に男子高校生がホームを猛ダッシュでかけて来て運転席の窓越しに運転士にアピールし乗車させてもらっていた。運転士は30秒延と声を出して再出発した。

 列車は1両のロングシートで地元高校生を中心に座席がほぼ埋まる混み具合だ。真岡で大半の客が降りて残ったのは7〜8人になった。長倉線のツアーに参加しそうな出立ちの客がチラホラ見える。その中には乗り歩き仲間のSさんによく似た人も座っている。似ているが別人の可能性もあるので声をかけないでおく。終点茂木には8時39分に着いた。

2022年6月25日 (土)

宮城野貨物線ツアー(帰り)

 長井駅での鉄印収集を終えて赤湯に戻り、米沢行きに乗り換え、さらに米沢で福島行き普通列車に乗り換える。峠駅では「ちから〜もち」と大きな声で叫ぶ売り子が、名物の力餅の販売を行っていた。まだ駅売りが行われているとは知らなかった。

 庭坂に18時22分に到着し、ここで臨時で14分停車した。山形新幹線は地震の影響で福島止まりで運転されていて新幹線ホームに入らず在来線ホームを使用しているのだが、ホームが空かないのでここで時間調整するようだ。福島に18時44分に到着。東北本線上りへの乗り換えがわずか1分しかないが接続待ちを取ってくれた。ところが列車に乗り込んでも発車しない。強風の影響で先行列車が遅れているためのようだ。この日は2つの低気圧の接近で北陸新幹線では6時間に渡って不通になっていたようだ。結局福島駅は4分遅れで出発し、郡山には2分遅れで到着した。

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 郡山からはすでに復旧している新幹線に乗り換えた。乗り換え改札機は新幹線デザインになっていた。

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 折り返し運転の関係で上り列車が下りホームの11、12番線から発車する変則運用になっていた。

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当駅始発20時05分発のなすの436号に乗車。ほとんどガラガラで発車した。宇都宮では後続列車が来ないのに6分間停車した。本来ならばここではやぶさを待避するのだろう。大宮には21時19分に到着し、日帰り仙台往復は終了した。

これで「宮城野貨物線ツアー」を終了します。

2022年6月24日 (金)

宮城野貨物線ツアー(山形鉄道鉄印)

 岩切駅で折り返し、仙台に戻る。東北本線は動物との衝突で遅れが発生していたが、ツアー列車には影響はなく、11時10分岩切を発車。またまた駅長などが出迎える中、11時20分仙台駅に到着した。最近のツアーはお弁当が付いたりして1日拘束されるのが多いので、昼前に終ってありがたい。次の列車まで50分ほどあり、ちょうどお昼時なので牛たんを食べようかと駅3階にある牛たんストリートに行ってみたが、この時間帯で既に各店で行列が始まっていたのであきらめた。

 これから山形鉄道で鉄印を収集するのでまず山形に向かう。山形行きは12時11分発だが、その1本前の11時38分発愛子(あやし)行きに乗車。客は半分も乗っていない。とりあえず愛子まできたが、駅周辺は区画はキチッと整理されているものの人の気配は少ない。駅前におにぎり屋があったので、そこでおにぎりを買って駅の中で食べた。

 愛子発12時38分の山形行きに乗車。奥新川のあたりからは積雪も増してきた。仙山トンネルの中で下り勾配となり、山寺では若干の乗り降りがあり、13時34分山形に到着。

 山形から赤湯までは距離は短いのだがちょうどいい普通列車がないので山形新幹線で行く。3月のダイヤ改正で山形新幹線は全車指定席となった。私はあらかじめ指定券を用意してきたが立席特急券でも利用できるようだ。山形新幹線は地震の影響で福島止まりで運行されていてガラガラだったから、わざわざ指定券を用意するまでもなかった。

 赤湯で山形鉄道に乗り換える。赤湯駅での山形鉄道への乗り換えはノーラッチであった。14時35分、3名の客を乗せて発車。雨が降り始めてきた。宮内では高校生が乗ってきて、ようやく半分程度の乗車となった。

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 今泉で上り列車と交換し、15時11分長井着。ここで鉄印をゲット。無料で鉄カードももらえた。

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 長井駅は最近建て替えられたようだ。地本産の木材を使用した駅舎で市役所が隣接していて横長の駅舎だ。市役所と一体になった駅舎は珍しい。

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 駅舎の中はご覧のようなフリースペースが設けられ、待ち時間を快適に過ごさせてもらった。

2022年6月23日 (木)

宮城野貨物線ツアー(宮城野貨物線)

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 ツアー列車は5番線に9時30分頃入線してきた。2両編成と短い。私は1号車6D席を指定されている。ボックスシートの車両だがワンボックスに2人で密にならないよう配慮されているのはありがたい。 

 駅長まで見送りに出てくれるなか、9時42分仙台駅を発車。車内では参加記念グッズが渡される。今回は貨物線を走行するので記念グッズはJR貨物からものが大半だった。岩沼駅下り5番線に入線。10時05分に到着し、ここで折り返して10時18分に発車した。 

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 長町を通過するといよいよ宮城野貨物線に入る。まず本線から平面交差で分岐した。こちらは後部運転台からの画像。分岐後しばらく本線に寄り添って走行したのち、広瀬川を渡ると右にカーブし本線から離れた。 

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 乗り鉄だけでなく地元の人も乗っていて、「ここを走っているのね」と驚きもひとしおのようだ。 

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 仙台貨物ターミナル駅ではJR貨物の職員が歓迎の横断幕を掲げている。 

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 今度は先頭車両からの画像。東仙台で東北本線上り線ホームの東側を通過し、

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 その先で本線に平面交差で合流し宮城野貨物線は終了した。東仙台貨物駅前を通過すると、ここでもJR貨物の職員が歓迎してくれていた。10時48分に岩切駅利府支線用ホームに入線しここで折り返しとなる。

2022年6月22日 (水)

宮城野貨物線ツアー(仙台まで)

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 仙台便は飛行時間が40分と短いため、ドリンクサービスはなかった。猪苗代湖上空付近から降下が始まり、いったん太平洋上に出て、7時55分海側から仙台空港に着陸した。

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 空港からの仙台行き列車は8時36分発で少し時間がある。展望デッキに行ってみたが、なぜか閉鎖中だった。

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 ターミナルビル3階にはシックな色合いの仙台七夕かざりがあった。

仙台駅には9時ちょうどに到着し、駅3階みどりの窓口前で受付を済ませると、係員が数人ずつ順次ホームまで誘導してくれる。全員一緒ではなくこういう個別の誘導は珍しい。

 ホームではIさんとお会いする。Iさんも今朝の飛行機で仙台入りし、明日は門司港駅側線に入る列車に乗るので、この後飛行機で大阪に行き、そこからフェリーで九州に入りするらしい。フェリーに乗るのは船の御朱印、御船印を集めるためらしい。私は御船印までは守備範囲にしていない。

2022年6月21日 (火)

宮城野貨物線ツアー(初めに)

 日本の旅・鉄道の旅サイトで3月26日に宮城野貨物線に乗れるツアーが発売された。宮城野貨物線は長町から仙台貨物ターミナル駅を経由して東仙台駅に至る6.6㎞の貨物線で、仙台駅を経由せずに東北本線を直通できることから、今から40年くらい前の東北新幹線仙台駅の夜間工事の際には寝台特急がこの貨物線を経由して運行されていた。その後も工事などの関係で宮城野貨物線を経由する列車がごくまれに運転されたがなかなか乗車する機会に恵まれなかった。今回これに乗車できるツアーが発売され、無事予約も取れたたことから仙台に行くことになった。

 ところが開催の10日前に福島沖を震源とする震度6強の大地震が発生し、東北新幹線が脱線するなど東北地方の鉄道がかなりの被害を受けた。ツアーの開催が危ぶまれたが、幸いにも在来線に被害は少なくツアーは開催されることになった。

 ただ新幹線は当面郡山・一関間で運転見合わせになっていて、当日朝一番の新幹線と在来線を乗り継いでも集合時刻の9時20分には間に合わない。前日に仙台に直行し前泊する方法も考えたが、羽田から仙台空港への航空便が臨時に運行されることになり、朝一番の飛行機に乗れば集合時刻に間に合うことから、飛行機利用とした。臨時便は割引運賃の設定がなく片道2万円もするが、仙台前泊のホテル代を勘案すれば極端に高いわけでもない。

 今回搭乗するのはJAL4591便で羽田を7時ちょうどに出発する。6時26分に京急羽田空港駅に着いたが、この列車は通路中ほどまで立ち客が出る混雑で、先日まん延防止等重点措置が解除された影響で航空機利用も回復しつつあるのだろう。

 保安検査場に着くと「7時までの便をご利用の方はお申し出ください」との案内があり、私はちょうどそれに該当するので、保安検査場を割り込みさせてもらった。今までこういう経験はなかったのだが、航空券を見せるわけでもなく自己申告制だった。

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 今回の仙台便は31番搭乗口からバス連絡だった。ボーディングブリッジでなくタラップからの搭乗は楽しい。自分の席に着くともう出発5分前で、ほどなく全員の搭乗が完了し、7時前にはドアが閉まった。機種はボーイング737-800の国際線仕様だが、普通席なのでシートピッチや座席の幅が特段広いわけでもない。逆にこれで海外に行く人はきゅうくつな感じだろう。

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B滑走路から離陸し、D滑走路を下に見て、左旋回しながら雲の中に入った。

2022年6月20日 (月)

独仏伊首脳、夜行列車でウクライナへ

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 先日独仏伊の首脳が一緒に夜行列車に乗ってウクライナまで移動したようです。飛行機嫌いの金正恩総書記が鉄道で外国に移動するのは時々報じられますが、主要国の首脳では珍しいです。

  しかも3ヶ国の首脳が同じ列車に乗ってなおかつウクライナへの移動となると危機管理の面で大丈夫だったのだろうかという気がします。

 さらに今回は夜行列車での移動だったようです。首脳クラスが乗車できるステータスの高くかつセキュリティにも優れた寝台車が用意された訳で、どこの国の車両が使用されたのか気になります。

 いろいろ興味や疑問は尽きませんが、それよりも何よりもロシアによるウクライナ侵攻が早く終わり地域に平和が戻ることがいちばんです。

2022年6月19日 (日)

マックシェイクカルピス

マックシェイクカルピスのCMが鉄道関連なので注目です。鉄道シーンは3ヶ所です。

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最初は列車内のボックス席でマックシェイクカルピスを飲むシーン。これは島原鉄道の車内です。

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続いて列車が走るシーン。これは長崎本線の長与ルートで撮られたようです。

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最後は海沿いのホームのシーン。これは島原鉄道の大三東(おおみさき)駅。海が間近の駅で人気があります。

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列車の走るシーンと車内シーンが別の車両なのは我々としてはツッコミどころになりますが、初夏の爽やかな雰囲気が伝わるいいCMだと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://youtu.be/HK25YdNfJhY

2022年6月18日 (土)

東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー(春日部支所撮影会)

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 南栗橋車両管区春日部支所に到着し、車両基地内のいちばん外側の通路を通って写真撮影会場に案内される。ここで3班に分かれ順次撮影会となる。

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 対象車両は右から東武70090系、東武20000系、東京メトロ13000系となっている。各班10分の撮影時間となっている。

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 私は数枚撮影しただけで終わりにしたが、撮影時間ギリギリまで粘っている人もかなりいた。

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 撮影会が終わると東武鉄道グッズの販売となるが特に興味を引くものもない。運転台周りの装置が10万円で販売されていたが、購入希望者はいたのだろうか。

 ここで乗り鉄仲間と今後の予定について情報交換を行う。大地震の影響で来週土曜日に宮城野貨物線ツアーが開催されるどうか、開催された場合新幹線が不通なのでどうやって現地に行くかということで皆気を揉んでいる。臨時の仙台便の飛行機で現地入りする人が多いようだ。

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 14時15分、春日部支所内49番線から出発。先ほど撮影会で被写体となっていたTHライナー用70090系車両に乗車する。幸いにも今回は今まで同席したビッグサイズの人とは相席にならずホッとしたが、別の方が私と同じ思いをしていた。

 車両基地内を低速で進行し線路がだんだん集約され、北春日部駅の本線の隣でしばらく待機した後、14時30分本線に合流した。

 その後車内でかつて東武の日比谷線直通車両側面に貼られていたプレートのレプリカが参加者に渡され、15時ちょうど草加駅に到着しツアーは終了となった。

これで「東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー」を終了します。

2022年6月17日 (金)

東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー(春日部支所入線)

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 11時12分、東武日光から350型に乗り込んで春日部支所を目指す。スペーシアは6両編成だったが、今度は4両編成になり、座席配置も変わるので先ほどの太った人と別の席になるのではと淡い期待を抱いていたのだが、またもや彼と隣同士になってしまった。ただ今回は車端部ではないのと窓側の席なので車窓を眺めるには支障はない。

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 発車直後にお弁当が配られた。大樹記念弁当というネーミングで卵焼きにSLの車番が焼き印されている。

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 食事が終わり、東武動物公園を過ぎ、いよいよ春日部支所入線となる。12時40分、北春日部駅北側で本線から左に分岐し、いったんそこで停車する。

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 その後進行方向を変えて車庫線内を進み、本線から3番目のところにある留置線13番線に停車した。

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 先頭車両から順次下車し、撮影会場に徒歩で移動となる。

2022年6月16日 (木)

東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー(東武日光駅)


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 ほとんど視界が効かず景色も楽しめず、窮屈な思いで過ごして、10時16分東武日光着。東武日光では次の列車の発車まで約1時間の待ち合わせとなる。いったん改札を出ると駅前に東武日光軌道の車両が展示してあった。かつてここから馬返まで約10kmを結んでいた路面電車で1968年に廃止になったものである。

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 数年前まで日光駅近くの道路に日光軌道の架線柱が残っていたらしいが電線の地中化などで撤去されてしまったのは残念だ。

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 駅前のお店で揚げゆばまんじゅうを食べたりして発車までの時間を過ごす。このツアーに参加すると聞いていたTさんは寝過ごしたとかで残念ながら今回は参加できなくなったようだ。

2022年6月15日 (水)

東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー(DRC塗装スペーシアの悲劇)

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 乗る車両はスペーシアだが塗装はデラックスロマンスカーをイメージしたものになっている。私は4号車1番C席が指定されている。ツアーの座席利用は最近よくあるひとりで2席利用ではない。1番C席は出入り口すぐのところにある席で前が壁で通路側だから視界が全く効かず最悪の席だ。しかも追い打ちをかけるように私の隣の席には大相撲級の体型の人が座っているではないか。かなり遠慮して小さくなって座っているが、それでも相当に窮屈だ。それからシートピッチが1,100mmあるはずのスペーシアだが、ここだけは他の席に比べて明らかに狭く前に足がつかえる。とにかく今回のツアーで最悪の席を割り当てられたようだ。一般に車端部の席はツアー関係者の席になることが多いのだが、今回はなぜか中央部に座っている。座席が狭い分、ツアー代金の一部を返してもらいたい気持ちだ。 

 窮屈な座席を割り当てられ悶々としながら浅草駅を8時09分定刻に発車。隅田川をゆっくりと渡るのを首を90度に回して窓外を眺める。東京では昨日桜の開花宣言があり、このあたりはまだ咲き初めといった感じだ。スカイツリーの下を通って北へと進路を向ける。 

 車掌からは乗車御礼や本日のツアー行程の案内などもなく、いきなり唐突に東武デラックスロマンスカーと350型の説明が始まる。デラックスロマンスカーにはジュークボックスも備えられていたとのことだが、鉄道車両に搭載されたジュークボックスで針飛びはなかったのだろうか。

 窓外を眺められず、仕方なくほとんど眠って東武日光まで2時間を過ごした。

2022年6月14日 (火)

東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー(初めに)

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 東武トップツアーズから3月21日春分の日開催の「東武鉄道・日比谷線直通60周年記念ツアー」と題するツアーが発売された。東武鉄道のスペーシア、350型、THライナーなどを乗り比べるとともに、南栗橋車両管区春日部支所に入ることができるので車庫線好きには見逃せない。このツアーは東武トップツアーズだけでなく、クラブツーリズムや小田急トラベルからも発売されており、どこで申し込んでも同じ内容のはずだが、値段が小田急トラベルだけ1,000円高くなっている。私は最初小田急トラベルで申し込んだが、値段が違うことを教えられ、東武トップツアーズに変更した。

 ツアー列車の出発は浅草発8時09分なのに集合はその1時間も前の7時10分となっていて困りものだ。私は集合時刻ギリギリに到着したが受付はかなり混み合っていて、もう少し遅く来てもまったく問題なかったようだ。

 今回のツアーは東武鉄道・日比谷線直通60周年が主題の記念ツアーで、私は小さい頃東武線の松原団地に住んでおり、祐天寺に住んでいた祖父の家に行くのに直通運転を始めたばかりの電車に乗って行き来していたはずで、当時の記憶はないが私にとっては思い出深いツアーである。

 受付が終わるとあとは発車時刻までに直接列車に乗り込めば良い。入線が7時57分なのでまだ40分ほどある。せっかく浅草まで来たので雷門と浅草寺をお参りして駅に戻った。

2022年6月13日 (月)

蒲蒲線開業へ

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JR・東急蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ通称蒲蒲線の2030年代開業に向けて、東京都と大田区が合意したようです。この計画は何十年も前からありようやく具体的計画が動き出すようです。

区間はまず矢口渡駅から地下に潜り、東急蒲田駅に地下ホームを作り、さらに地下線で進み京急蒲田駅の下にも地下ホームを作り、京急大鳥居駅で空港線に合流します。1期は矢口渡から京急蒲田駅までで、そこから先が2期になります。1期の間は京急蒲田駅の乗り換えが地下から高架になるためかなり不便そうです。

さらに気になるのは2期では蒲蒲線が空港線に乗り入れるとなっています。両線は軌間が異なるので接続に問題があるとの答申もあり、3線区間になるのか、直通運転は行わず単に大鳥居で乗り換えとなるのかも気になります。

こういう計画は平気で5年や10年は遅れるので、そうなると自分が生きている間に乗れるのかということが問題になります。宮脇俊三さんも「時刻表2万キロ」の最終章で、なかなか開業しない東北・上越新幹線、青函トンネル、瀬戸大橋に対して「もう私は若くはない。開通させる気が本当にあるのなら、早くしてくれないと困るのである」と述べているが、まさに同じ気持ちです。

2022年6月12日 (日)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(S WORK車両)

 16時30分、豊明駅で折り返し、本線を名古屋方面に進む。再び名鉄名古屋駅通過体験を行うが、今度は車内灯を消して通過する体験になった。17時11分に須ヶ口駅に戻り、今回のツアーは終了となった。車庫線、側線に入れ、大満足だったが、最後のアンケートでは枇杷島のデルタ線に入るツアーを企画してほしいとコメントしておいた。実験するとうれしいのだが。

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 帰りは名古屋からのぞみ240号に乗車。のぞみでは最近7号車をエクスプレス予約利用者限定「S Work」車両としてパソコンや携帯電話を使用を認める車両となっている。車掌に申し出ればパソコンのぞき見防止用スクリーンを貸してもらえる。他の車両は混んでいたが、この車両だけは4割程度の乗車で空いていた。たださぞや仕事に勤しむ人が多いだろうと想像して車内に入ったが、この日は土曜日のせいか、パソコンで仕事をしている人はおらず、みなスマホをいじるか居眠りをする人だけだった。

これで名鉄ミュースカイ車庫線の旅を終わります。

2022年6月11日 (土)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(名鉄名古屋駅通過)

 新岐阜駅4番線を14時39分に発車し本線を名古屋に向けて進んでいき、西枇杷島駅を通過する。西枇杷島駅はかつて2面4線構造でホームが狭いため発車直前にならないとホームに入れなかったが、現在は待避線が撤去され、2面2線の相対式ホームになっていた。

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 栄生駅を通過し新名古屋トンネルに入り、ツアーの見どころのひとつ、名鉄名古屋駅通過体験になった。私は先頭車から2両目に乗っているが、ホームのかなり手前からミュージックホーンを鳴らしまくる音が聞こえる。通常は通過列車がない名鉄最大のターミナル駅を通過するのだから慎重だ。 名鉄のミュージックホーンは「どけよ、どけよ、どけどけ〜」と聞こえるが、人によってはもっと残酷な歌詞を付ける人もいるらしい。ホームには大勢の撮り鉄が集結していた。

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 名古屋駅通過体験が終わり、豊橋方面に進み16時01分豊明駅2番線に停車する。豊明駅は3面6線構造で1・2番線は行き止まり式で当駅発着の列車が使用する。以前舞木検車場に入る列車に乗ったとき2番線からスイッチバックで豊橋方面に出たことがある。ここで折り返し時間を利用し液晶方向幕の回転とミュージックホーンの演奏会が行われた。

2022年6月10日 (金)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(新川検車支区入線)

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 須ヶ口駅に戻り上りホームの3番線から新川検車支区に入る。新川検車支区は須ヶ口駅に隣接する名鉄の車両工場で、名鉄の中でいちばん古い工場になる。18線があり、78両の車両を留置できるようになっている。列車は本線寄りの7番線を進行していく。

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 ここで約20分停車した後、須ヶ口駅2番線に戻り、本線を岐阜方に下る。14時01分、名鉄一宮駅1番線に入った。一宮駅1番線は尾西線専用なので本線から1番線に入る定期列車はない。尾西線は1番線を縦列駐車の要領で使用し玉ノ井方と津島方に発着する。尾西線の列車がないわずかな間隙を縫って今回の臨時列車のダイヤが組まれているのは感服する。14_20220313164001

 一宮駅1番線から岐阜方本線に発車する。この合流も通常列車ではないから貴重だ。岐南で運転停車した後、岐阜駅4番線で折り返す。4番線に特急車両が入るのは珍しいらしい。

2022年6月 9日 (木)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(森上駅1番線)

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 日比野駅側線で折り返し尾西線を逆方向に進み、12時37分今度は森上駅1番線に入る。森上駅は2面3線構造の駅で、駅舎寄りにある1番線は行き止まり式で津島方からしか入れないようになっている。定期列車で1番線に入線する列車はないので貴重だ。ここではいったんホームに降りることができた。駅で硬券入場券を購入。名鉄では有人駅でいまだに硬券入場券を発売している。

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 森上駅は構内踏切がある構造で踏切上で撮影している人も多く名鉄関係者が安全確認を行っている。ただこの時間帯は踏切を通る列車が全くなかった。12時51分津島方面に発車。今回のツアー列車は途中での折り返しが6回予定されていて、その都度座席を転換しないといけないが難点で、津島駅で3回目の座席転換を行い、再び津島線に入って13時27分須ヶ口駅3番線に到着した。

2022年6月 8日 (水)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(日比野駅留置線)

 須ヶ口駅で受付を済ませると、乗り鉄仲間の人が三々五々集まってきて、今後の乗車予定の情報交換を行う。3月21日の東武鉄道北春日部車両基地と26日の仙台宮城野貨物線に行く予定の人が多いようだ。

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 列車は須ヶ口駅の名古屋方にある新川検車支区から発車2分前に入線してきた。私は2号車が指定されている。2号車はコロナ対策で一人で2席利用となっていて客はわずか9名しかいない。11時44分須ヶ口駅1番線を発車。発車後クラブツーリズムの鈴木さんより本日の行程案内や諸注意があるなか津島線を進行していく。前回2月20日の開催時には強風で架線に付着物が発生し、その撤去でダイヤが大幅に乱れたらしい。

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 ツアー参加者にはいくつかの記念品が渡されている。その中には特急券スタイルの参加記念証もあった。裏側が磁気券になっているから、単なるレプリカ券ではなく名鉄の端末から発券した手の込んだものだ。

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 津島駅で尾西線と合流し、隣の日比野駅でホームのない側線に入った。これが1つ目の見どころである。 この側線は行き止まり式で夜間留置が行われることもあるらしい。ここで約20分間停車し、ここから折り返し津島駅に戻った。

2022年6月 7日 (火)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(樽見鉄道)

 モスバーガーで朝食を済ませ、次の目的は樽見鉄道の鉄印収集になる。樽見鉄道はJRとの連絡運輸をしていないため、岐阜から樽見鉄道への通しの切符は買えないので少し不便だ。岐阜発8時23分の東海道線で大垣に8時34分に到着。7分の乗り換えで樽見鉄道乗り場に行き、ここで本巣までの乗車券を購入。手書きの車内補充券タイプのものだ。駅の掲示にはモバイル1日乗車券の告知があり、800円で全線乗り放題のものが3月25日まで期間限定4500枚発売されているようだが、乗り換え時間が短く購入できなかった。樽見鉄道のホームページでも1日乗車券のページには記述がないのもわかりづらい。後で冷静に考えるととりあえず乗ってしまって、車内でスマホを操作すれば買うことができたのでもったいないことをした。

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 車両はプラレール塗装で車内にもレールが描かれている。子どもでなくても楽しくなる車両だ。乗客は20人前後で意外と多い。しかも勤め人風の人が多い。その人たちは途中のモラレ岐阜駅で下車していった。近くにある同名のショッピングモールで働く人たちのようだ。

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 9時11分、本巣駅到着。

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 ここで樽見鉄道の鉄印を収集する。手書きで淡墨桜のスタンプも押されたステキなデザインだ。私の他にも鉄印を収集していた親子がいた。最近は窓口で他の人とかち合うことも多くなってきた。

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 駅は木製の椅子が並ぶ昭和の造りで、券売機もなぜか使用不能となっていて窓口で買うようになっていた。

 鉄印収集を終えて当駅始発9時47分発の大垣行きに乗車。駅ごとに客が乗ってきて結構混み合っている。大垣で東海道線に乗り換え、尾張一宮で名鉄に乗り換え、11時03分に集合場所の須ヶ口駅に到着した。

2022年6月 6日 (月)

名鉄ミュースカイ車庫線の旅(岐阜まで)

 クラブツーリズムから『名鉄名古屋駅も通過!クラブツーリズム貸切!名鉄「ミュースカイ」の旅 日帰り』というタイトルのツアーが発売された。名鉄の特急車両ミュースカイを使用して名古屋駅を通過したり車庫線や側線に入線できるうれしいツアーだ。開催日は2月20日と3月12日の2回あるが、2月20日は直方車両センター入線の予定があり3月12日参加とした。集合は名鉄須ヶ口駅11時10分となっている。須ヶ口は名鉄の車両基地がある駅で名古屋と岐阜の間にある駅だ。

 今回はひかり533号でスタートする。この列車は新横浜始発で小田原、静岡にも停車するのに新大阪までは品川始発ののぞみより先行できる使い勝手がいい列車で今までにも何回か利用したことがある。コロナ禍で乗客はまだ回復していないようで静岡発車時点でも15%程度の乗率だ。早起きしてきたのでほとんど居眠りをしていて三河安城通過を知らせる車内アナウンスにも気づかなかった。名古屋に7時24分に到着し東海道線で岐阜駅に向かった。

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 岐阜で下車したのは駅にあるモスバーガーで朝食を取るためである。モスバーガーはこの日が1号店開店からちょうど50周年にあたる日で記念品がもらえるからだ。そのモスバーガー1号店は板橋区成増にあり、私は以前成増に勤務していたことがあり、その1号店にも行ったことがある。成増に勤務していたのは今から30年も前の話だから懐かしい。

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 こちらが記念のモスノート。

2022年6月 5日 (日)

いつか乗ってみたい区間(新下関1番線+新山口駅12番線)

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3月のダイヤ改正で新下関始発新山口行きこだま770号の運行が開始されました。このこだまはだった2駅走っただけで終点という珍しい運用ですが、さらに面白いのが発着番線です。

この列車は上り列車ですが、始発の新下関駅では下りホームにある1番線から逆方向に発車し、上下線間にある渡り線を通って上り線に入ります。また終点の新山口駅では駅手前の渡り線から下りホーム12番線に入ります。

1本の列車で普段はほとんど使われない渡り線を2ヶ所通れるのです。渡り線好きとしては見逃せません。1粒で2度おいしいグリコアーモンドキャラメルのような列車です。いつか乗ってみたいものです。

2022年6月 4日 (土)

広電宮島口駅移設

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広電の宮島口駅が7月2日に海側に70mほど移設されます。これにより宮島フェリーとの乗り換えが便利になります。新しい線路が敷設されるわけで、こういう場合全線完乗者としてはこの区間に乗車する必要があるかどうかということがいつも気になります。新しい線路ができたらば乗りに行けばいいじゃないかと思う方も多いでしょうが、線路の移設や高架化、地下化は全国いたるところであり、そういった情報を全て収集できるわけではありません。結局私の場合知ってしまったら乗るということにしています。近々広島方面に行く予定はないのですが、近くに行ったらぜひ乗っておきたいと思います。


2022年6月 3日 (金)

ぐるっと北総水郷185(帰路)

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 16時49分銚子駅に戻り、185系に乗り換える。17時ちょうど発車。この列車は特急が停車する飯岡、旭、八日市場などを通過していく。

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 横芝では対向車と交換待ちで普段ほとんど使われない3番線に入線。ここは去年乗ったチバザポークトレインでも入線した。

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 成東駅3番線に入り、ここで最後の進行方向変えを行い、東金線に入る。通常東金線は0番線に発着するので3番線からの入線は貴重だ。すでに日は暮れていて転線の様子はよく見えない。

 大網で外房線に転線し、千葉駅には総武快速線安全確認の影響で6分遅れの18時55分に到着しツアーは終了となった。今回は鹿島サッカースタジアム駅電留線に入れたのが一番の収穫だが、想定外の北柏駅待避線も大収穫だった。千葉支社の今後の企画にも期待したい。

2022年6月 2日 (木)

ぐるっと北総水郷185(外川駅)

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 仲ノ町駅から終点の外川まで乗車する。昭和の雰囲気を色濃く残す木造駅舎だ。

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 外川は沢口靖子主演のNHKの朝の連続ドラマ「澪つくし」の舞台となった町で、駅や周辺には澪つくしに関する掲示が多く見られるが、すでに澪つくしを知る世代も少ないだろう。

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 坂の町外川を下って漁港まで出てみた。

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 駅に戻り、濡れせんべいやまずい棒を購入。駅の窓口の隣がおみやげコーナーになっているて出札窓口の人がおみやげの販売も行っている。

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 硬券入場券は2種類あり、裏面の絵柄が異なる。両方とも購入すると記念の台紙をもらえた。この駅に車でやって来る観光客もチラホラいて、駅でおみやげを買う人も多い。鉄道運賃収入より物販収入のほうが多そうだ。

 16時30分発の電車で銚子駅に戻る。

2022年6月 1日 (水)

ぐるっと北総水郷185(新生貨物駅跡)

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 佐倉駅で再び方向転換し成田線を下って銚子駅到着前にヒゲタ醤油の工場脇を通過する。かつては銚子駅からここへの専用線があったようだ。

 銚子では約2時間半のフリータイムとなる。ツアー参加者には銚子電鉄の一日乗車券を渡されているのでそれを利用しようと思うが、次の発車が15時10分なので少し時間がある。この時間を利用して国鉄の貨物線跡を見てきた。

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 銚子駅から歩いても10分くらいで行ける。銚子駅東方の踏切を渡ったあたりから左に分岐していく。

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鉄道の廃線跡らしい緩やかなカーブが続き、その先に公園がある。

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ここが新生貨物駅跡らしい。

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 記念碑もある。ただし遺構らしきものは見当たらない。この先銚子港までも貨物線があったようだ。

 貨物駅跡を見学して仲ノ町駅から銚子電鉄に乗る。今回のツアーは約150名が参加しており、多くがこの電車に乗ったからかなりの混み具合だ。1本臨時列車を出したほうがいいと思うが交換可能駅がないため難しいのだろう。乗った車両はチバザポークトレインでも乗ったピンクジンジャー号だった。

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