直方車両センター入線ツアー(それいゆ4)
昼寝を済ませ、船内にいる時間も残り5時間ほどになり、意外とあっという間だった。時間を持て余してしまうかもしれないと、普段はあまり持ち歩かないiPadに雑誌や本のコンテンツをあらかじめたくさんダウンロードしておいたのだが結局読むことはなかった。食事、船内イベント、船内散策、昼寝などをしていると全く退屈しない。
ただ長く船内にいるといろいろ不便な点もあり、今後乗船を検討している人に参考になればという意味の話をいくつかしておく。
まずツーリストSの室内にテレビはあるのだがイヤホンで聴く方式で、イヤホンは案内所で借りてくるしかない。消毒はしてあるのだろうが、このご時世に不特定多数が使ったイヤホンを借りるのはリスクがある。私はほとんどテレビを見なかったが、ホームページにも特段告知がないのでご利用される時はイヤホンは自分で用意したほうがいいだろう。
部屋にハンガーがなく小さなフックだけでズボンをかけるところがないこと、荷物棚がないので物を置くスペースが乏しいこと、ツーリストS、Aには歯ブラシ、浴衣がないことなどがある。
それから自室の空調をコントロールできないこと。幸い今回は暑くもなく寒くもなく適温が保たれていたが、いつもそうとは限らないだろう。
部屋のキーがスマホのQRコードなので、トイレに行く際にスマホを持っていないといけないのも不便だ。紙に印刷したQRコードも予備として持っていたほうがいいだろう。部屋を出る時に鍵を持ち歩かなければならないのは普通のホテルでも同じだが、船旅の場合、普通のホテルの宿泊とは比べものにならないほど部屋を出入りすることが多い。
夜にもう一度お風呂に入り、その後夕食にしようと思ったが、船内でほとんど動かないなのでお腹も減らず、夜はビールとおつまみで簡単に済ませた。
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