京阪淀車庫撮影会(石清水八幡宮参道ケーブル)
11時に淀駅に戻り、帰りの新幹線が京都発14時13分なので約3時間ほど余裕がある。この間を利用して石清水八幡宮参道ケーブルに乗ってみようと思っている。石清水八幡宮参道ケーブルは淀駅の隣にある石清水八幡宮駅前の八幡宮口駅から八幡宮山上駅まで0.4kmを結ぶケーブルカーで、私は1998年に乗車済みである。その当時は男山ケーブルと呼ばれていたが、2019年に現在の名前に変更され、車両もリニューアルされたので、近くまで来たこともあり再乗車しようと思ったのだ。
淀駅11時07分の準急で隣の石清水八幡宮駅に着き、駅右手にある乗り場に向かう。駅舎もリニューアルされている。ケーブルカーだが自動改札があり、交通系ICカードが利用できる。
11時15分発のケーブルに乗車。黄色の車体で「こがね」と呼ばれ、月を表している。一方もう1台の車両は赤色の「あかね」で太陽を表している。太陽と月のペアは先日入籍された小室圭さんと眞子さんの関係と同じだ。
中間地点にトンネルがあり、そこであかね号とすれ違う。
上るに従い、視界が開け、高低差82mを約5分で上る。
こちらが山上駅。
山上駅の近くに展望台があり、そこからの景色を楽しむ。山上には厄除けの神様石清水八幡宮があり、そこに参拝するのが本来だが、乗り鉄にはその優先順位は低い。徒然草の一節に、仁和寺の法師が石清水八幡宮の山麓にある寺社を石清水八幡宮と勘違いし、せっかくそばまで行ったのに八幡宮に上らず帰ってしまったことに対して、何事にも先導者は必要であると説いているが、私はこれと違い、石清水八幡宮の存在は知っているけれど訪れないのである。
帰りはあかね号に乗車し下山した。石清水八幡宮駅前にはエジソンの像があった。エジソンの電球は当地の竹を使用することにより寿命が飛躍的に延びたらしい。山上にその碑があるらしいから、それを見ずに帰ったので兼好法師に笑われるかもしれない。
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