京阪淀車庫撮影会(京都まで)
2月18日が出発であるが、2日前から雲行きがあやしくなってきた。この週末に寒波が襲来し、北陸、東北地方で大雪が予報されているのだ。降雪予報をみると関ヶ原付近も雪のようだし、京都市内も雪となっている。イベント自体は多少の雪であれば開催されるだろうが、新幹線が遅れる可能性が高くなってきた。
雪による遅れがどれだけ発生するかはその日になってみないと分からないが、淀駅9時集合であるが、最悪9時01分に淀駅に着く列車であればなんとかなるだろう。そうすると京都に30分遅れならばギリギリ間に合う。遅れに備え京阪電鉄に電話を入れようと思って、連絡先を調べたがどこにも書かれていない。今回のイベントは京阪電鉄関連e-kenetマーケットというサイトで予約したが、これは物販サイトで予約完了後にメールでの案内は届くが、キャンセルの仕方や当日の連絡先など全くないのだ。
当日朝新横浜駅に到着し運行ディスプレイを見ると新大阪まで最大20分から25分の遅れが見込まれるようだ。この程度の遅れが集合時刻に間に合うかどうかのギリギリのラインで、京都駅乗り換えで際どいタイミングが予想されるが、あとはなるようになれだ。腹を決めて新幹線に乗り込む。N700Sがやってきたから幸先はいい。新幹線の車内は新横浜発車時点で50%程度の乗車で、私はA席だが隣のふたつは空いていたのも運がいい。三河安城駅定刻通過を知らせるアナウンスがあり、ここまでは順調に来たが、黒く低く垂れ込めた雪雲が見えている。
JR東海のホームページで新幹線の運行情報を確認すると、先行列車は岐阜羽島までは定刻、米原までは7分遅れ、京都まで20分遅れとなっている。関ヶ原より米原・京都間のほうが積雪が多いのだろうか。
名古屋では隣の空席に若い女性2人連れが乗ってきて窮屈になった。名古屋駅を出ると窓外にうっすらと雪が積もり始めた。
岐阜羽島を過ぎると本格的な雪になり、スマホアプリで速度を確認すると時速220km程度で走行している。これでも十分速い速度だが、のぞみやはやぶさに乗り慣れた身だと相当にゆっくり走っている感じを受ける。
隣の女性2人組も窓外を眺め、「真っ白!」「マジ?」「ヤバくない⁈」と驚いている。私も声を出さないが思っていることは同じだ。
米原を過ぎるとさらに積雪が増し、雪の重みで枝が地面にひれ伏しているいる木も多い。水分が多いのだろう。時速120km程度まで減速してきたのでこの先の遅れが気になる。
しかし近江八幡市付近からは雪が減り、運転速度が上昇し、結局京都には17分遅れの8時19分に到着した。私は階段に近い5号車で待機し、新幹線改札を出て近鉄乗り場に向かった。近鉄乗り場は新幹線改札の向かいにあるのでわずか3分後に発車する8時22分の急行にギリギリ間に合った。これに乗れば集合時刻に間に合うのでホッとした。
« 京阪淀車庫撮影会(初めに) | トップページ | 京阪淀車庫撮影会(車庫入線) »
「旅日記」カテゴリの記事
- 関西貨物線ツアー(関西貨物線ツアー出発)(2024.09.24)
新幹線の遅れを勘定にいれて乗り換えるのは、なかなかスリルがありますね。降りる号車や階段、改札口の配置など、鉄道ファンならでは知識を総動員してですので、日ごろの経験則がものをいいますので・・。でも間に合ってよかったです。
投稿: railway | 2022年3月13日 (日) 06時43分
railwayさま、おはようございます。
階段の位置などは今はスマホで調べられるのでいざという時は役立ちます。
新幹線の積雪時の遅れ予想は誤差が少なく驚きました。台風など急激に変化するのと違いジワジワと状況が変化する場合は精度が高いようです。
投稿: ミスターK | 2022年3月13日 (日) 07時08分