勝田車両センター見学ツアー(センター内イベント2)
続いてE531系の運転台の説明を受ける。何を説明してもらうかは本人の希望によるが、私は運転台モニター装置の説明を希望した。初期画面は運転士、車掌、試運転、運転状況の4画面で、それぞれをタッチすることにより、それらの業務に必要なドアの開閉や各車両のエアな圧力、その他車両の細かい状況が一目で分かるようになっている。説明時間はひとり3分だがあっという間に終わってしまった。
531系の車内ではかつて使われていたヘッドマークも展示され、ボンネット特急ひたち481系のものもあった。
また撮影禁止となっていたが、車両の点検記録簿や事故報告書なども展示されていた。列車遅延につながる故障は全て報告対象となり、原因や対策などが記された報告書を見ることができた。点検記録簿は黒の厚紙の表紙に黒ひもで綴じられた紙ベースの台帳で、今もこのタイプが使われていて意外とアナログだ。
続いて勝田車両センター60周年のヘッドマーク付き車両の撮影。ヘッドマークは社員がデザインしたもの。イラストやデザインに長けた人がいるようだ。下のヘッドマークはヘルメットとハンマーが描かれていることに注目してほしいと言っていた。
このセンターの建物は1961年開設時のものであるが、天井にコンクリート打ちっぱなしの半円形が並ぶ構造は今見てもモダンな感じがする。
約2時間のセンター内見学が終了したが、トイレ装置や点検記録簿など他では見られないものが見られ有意義だった。
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