勝田車両センター見学ツアー(日立専用線)
車両センター内での体験が終了し、帰りは15番線に停車している国鉄色のE653系に乗車する。D型硬券の記念乗車証やレプリカヘッドマーク、エコバッグなどおみやげもたくさんいただいた。出庫時は職員による手を振っての見送りを受ける。入庫時とは一部違う線を通って勝田駅へと戻った。
駅に戻る途中に日立製作所への専用線の廃線跡があることを担当者から教えられた。
勝田駅4番線に戻ると、午後のコースに参加する人たちがホームで待っていて、その中にSさんの姿もお見かけした。我々が乗ってきた列車に折り返し乗車するようだ。
勝田駅からは帰りのひたちまで50分ほどあるので、この時間を利用して先ほど見かけた日立製作所水戸事業所専用線の廃線跡を見てくることにした。専用線は勝田駅から4.4kmの路線があり、ここで製造された電気機関車などがこの専用線を通って納品されていたようだ。1993年までは従業員輸送も行っていたというから珍しい。
廃線跡としてたどれるのは駅から1㎞弱だが、駅西口から常磐線沿いに線路がしっかり残っている。
常磐線から分岐し、一般道路と交差する地点。かつては踏切があったようだ。
その後は日立製作所の敷地に入っていくので見学不能だが、駅近で手軽に見学できる廃線跡だ。
駅に戻り改札前のベーカリーで昼食を取り、勝田発14時21分で帰路に着いた。このひたち号は水戸を出ると上野までノンストップだが、私自身も上野までほとんどノンストップで爆睡し、目が覚めると日暮里の手前だった。
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