三陸鉄道全線走破の旅(久慈まで)
八戸で9時29分発の八戸線久慈行きに乗り換える。かつては在来線乗り換え用中間改札があったが、今は廃止され、新幹線の改札を出てからの乗り換えとなる。キハE131系2両編成で地元客を中心に座席がほぼ埋まる乗車で意外と盛況だ。
八戸を出ると左手に八戸臨海鉄道の線路が近づいて来る。八戸と八戸港の北沼駅を結ぶ8.5kmの貨物鉄道で、明後日運転体験会が開催され、再び来る予定なのだ。運転体験会と言っても本線を走行するわけではないが、しっかりと目に焼き付けておく。八戸中心部の本八戸駅付近では高架となる。
鮫駅を過ぎると高台となり、松並木の間から太平洋が見えてくる。このあたりは海岸線近くでも古い建物が目立つので津波の影響はそれほどでもなかったのだろうか。
約1時間ほど左手にチラチラと海を眺めながら進んでいく。八戸から宮古にかけては今から25年くらい前にミスターAN氏と旅した区間でその当時が懐かしく思い出された。その時は盛岡でわんこそばを食べ、翌朝盛岡からはつかりで八戸に着いてから八戸線、三陸鉄道北リアス線と乗り継ぎ、宮古で浄土ヶ浜を眺め、山田線経由で大宮に戻ったのだ。
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