三陸鉄道全線走破の旅(北リアス線区間)
三陸鉄道は従来は南北に分断され宮古以北は北リアス線と称していたが、山田線部分を引き受けたことから、久慈から盛まで全線をリアス線と名乗るようになった。盛までの距離は163kmあり、第3セクター鉄道としては全国で最長となった。
久慈12時ちょうど発の盛行きに乗車する。盛行きは2両編成でやってきた。私は後部車両の海側の席に座る。ボックス席が並ぶ座席配置だが、全てのボックスが埋まる混み具合で、平日なのに利用者がそこそこいて頼もしく感じる。
発車するとしばらくは海から離れて山中を行く。さっそく三陸鉄道久慈駅で買っておいたウニ弁当を食べる。1,570円もするなかなかなのお弁当だ。 ウニが一面に敷き詰められていて、その他はたくあんが2枚だけというシンプルなウニ弁だ。ウニは少し塩気があり、水分が少なめのものだった。私の他にも多くの人がこの駅弁を食べていた人気駅弁だ。テレビの旅番組ならば旅人が大げさにうまさを表現してくれるだろう。
お弁当を食べ終え、列車は時々左手に海を見下ろしながら進んでいく。
国鉄時代は普代が終点で、譜代からは先は新線区間でトンネルが多くなる。しかしトンネルの合い間からから太平洋が眺められ、海が見える橋梁上ではわざわざ列車を止めて撮影タイムになる。こういう停車は30秒から1分程度が普通だが、計測したわけではないが、ここでは3分くらいは止まっていた。こちらは赤川橋梁から。
こちらは大沢橋梁からの眺め。我々は眺望を楽しめていいけれど普段使いしている地元の人にとっては少々迷惑な長時間停車かもしれない。
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