石原慎太郎先輩、逝く
2月1日に石原慎太郎さんが89歳でご逝去されました。ご承知の通り、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で文壇デビューし、その後政治家としても活躍されました。その言動には賛否あるものの、作家として政治家として一流の人物だったと思います。
その石原さんと鉄道の関わりといえば、現在の大江戸線のネーミングにあたって、「東京環状線」と決りかけていた線名を「大江戸線」とひっくり返したことでしょう。大江戸線は山手線や大阪環状線と違ってループ運転をせず、6の字運転で都庁前駅での折り返し運転を余儀なくされているので「環状線」ではないというのが理由です。大変分かりやすい理由です。
ストレートに発言し、一度やると発言したことは実行する。発言を撤回するとか、世間やマスコミにおもねることがないこと、それが人気の源だったのではないでしょうか。
またひとり昭和の英雄が亡くなり寂しい思いが募ります。ご冥福をお祈りします。
« 路面電車と新宿風景 | トップページ | 新宿歴史博物館小田急NSE3100型 »
「鉄道雑感」カテゴリの記事
- ニューシャトル丸山車両基地入線(タムロン鉄道風景コンテスト)(2023.11.30)
- 「いたずら」って何?(2023.10.16)
- いつかはクラウン(2023.10.30)
- さよならマークII(2023.10.29)
- 波賀森林鉄道復活(2023.09.02)
コメント