三陸鉄道全線走破の旅(旧山田線区間+南リアス線)
宮古を14時13分に発車し、旧山田線区間を進む。路盤は以前のものを使用しているが、レールやまくらぎは新しいものに取り替えられたようだ。各駅もホームや駅舎がリニューアルされ、昔の面影はない。
海の近くを走る区間もあるが、高い防潮堤があって直接海を見ることはできない区間が多い。このあたりの駅はホーム1両分しかないところが多く、この列車は2両なので後部車両はドアが開かない。
鵜住居駅近くではワールドカップラグビーの会場にもなった釜石鵜住居復興スタジアムのそばを通る。釜石には15時38分に到着した。ここまでが山田線復旧区間となる。
釜石から先、この列車はさらに南下していく。旧山田線区間から南リアス線区間に直通する列車も従来はなかったのだが、この列車はその区間を通る。ご覧ような渡り線で、左手に見えるのが南リアス線釜石駅。行き止まり式になっていて通常は左のホームに発着する。
ここを直進していく。わずかな距離だが1日に数本しか走行しない区間なので私にとってはとても意味のある区間だ。
日没まで時間があるはずだが、あたりはすっかり暗くなっていて、16時35分終点の盛に着いた。
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