広電江波車庫見学の旅(呉湾クルーズ)
呉中央桟橋ターミナルから呉湾クルーズとなる。ここで乗り鉄仲間のTさんも合流した。
クルーズ船は11時30分の出向だが、それらしき船が見えない。桟橋には11時30分発の江田島小用港行き定期船が停泊している。おかしいなと思いながらよくよく事情を確認すると、専用船をチャーターするわけではなくこの定期船に乗って江田島を往復するのが呉湾クルーズだった。たしかにこれで呉湾内を見て回れることに違いはない。
我々一行は船内の一角に集められ、ボランティアガイドの方から呉の街や呉港の歴史などの説明を受ける。ガイドは3名乗船していてそのうち一人は先ほど桟橋ターミナルで我々を案内してくれたボランティアガイドの女性であった。定期船を利用し、ガイドはボランティアにお願いし、その結果低コストでツアーが運営できるよう工夫されている。ただ定期船なので一般の乗客もいるからマイクを使っての案内ができず説明が聞き取りづらいのが難点だ。
「呉の海軍工廠で製造された戦艦大和は沈没したが、呉の造船技術は沈むことはなく今に引き継がれた」という話があり、世界の3バカのひとつと揶揄された戦艦大和だが、その技術は造船の町呉にしっかりと引き継がれているようだ。時間があれば呉の街をゆっくり散策し歴史を振り返りたい気持ちにさせてくれる内容であった。
江田島に着くと5分で折り返しとなるが、我々は乗ったまま折り返し、12時15分、呉港に戻った。
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