広電江波車庫見学の旅(呉中央桟橋ターミナル)
呉駅に10時20分頃到着し、ここから集合場所である呉中央桟橋ターミナルまでは徒歩で10分弱である。
私は呉線には何度か乗ったことがあるが、呉で途中下車をしたことがなく、従って呉駅を見るのも初めてである。駅の隣には新阪急ホテルもあり立派な駅前である。呉市は人口約20万人、広島県内では広島市、福山市に次いで第3位の都市で、自然の良港に恵まれ、戦前には海軍鎮守府が置かれ、戦後も海上自衛隊が拠点を置き、造船業も盛んな都市である。
駅からは呉中央桟橋ターミナルまでは屋根付きの専用歩道で雨に濡れずに歩ける。ちょうど観光列車エトセトラが入線するタイミングで、入線メロディは宇宙戦艦ヤマトだった。戦艦大和が呉海軍工廠で製造されたことに因んでいる。駅メロディは地元ととのつながりがある曲に因むことが多いのでいろいろ勉強になる。
桟橋ターミナルに10時30分に到着した。周辺には大和ミュージアムやてつのくじら館など見学施設も多い。ターミナルには防長トラベルのツアーバッジを付けた途中参加者らしい人がすでに何人かいた。
10時47分バスが到着。意外とギリギリにやって来るものだが、後で聞くとバスのラジエーターの調子が悪く途中で点検していたらしい。桟橋ターミナルからの参加者は7~8名といったところで、ここで徳山から乗ってきたSさんと合流。Tさんもここで合流らしいがまだ来ていない。お二人は昨日、小田急の唐木田車庫に入る列車の乗ったそうで、お互い東奔西走、忙しい週末だ。
ここから呉湾クルーズとなるが船の出発が11時30分なのでいったん解散となる。
ターミナルで時間調整をしていると、観光ボランティアと書かれたパーカーを着た年配の女性が、ここの5階からの眺めがいいから行きませんかと声をかけてきた。時間もあるのでSさんともどもお言葉に甘える。
鎮守府、海軍病院、灰ヶ峰、呉市電、造船所の話などをうけたまわる。灰ヶ峰は呉市を見下ろす山で戦前は高射砲が設置され呉の街を守り、現在は気象レーダーが設置されているとのこと。山の標高は737mで呉市の郵便番号も737であることを力説していた。
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