秋田で車両センターめぐりの旅(秋田南センター検修庫)
検修庫内ではまずE6系の連結カバー開閉試験を見学。意外と素早く開閉する。
新幹線の連結器をこの位置で見るのは初めてだ。
続いてE6系のグリーン車に入り、車体動揺試験を体験する。車体の揺れを軽減させるアクティブサスペンションを作動させるものだ。地震の初期微動のような細かい小さな揺れを感じる。しかしこの機能のおかげで車両の揺れはかなり軽減される。私が昨日乗った席は台車の真上の席だったが、不快な揺れはほとんどなかったのはこの機能をおかげだろう。
非常ドアの開扉実演。E6系のグリーン車は運転台のある車両で、通常は運転台への扉は閉まっているが、非常の場合は開扉が可能になっている。
続いて701系の車体の下に潜り打音検査になる。真新しいハンマーが用意されていて、それを持って実際の台車のボルトを叩いてみる。叩く方向はネジが締まる向き(時計回り)に行い、指をボルトに添えて叩くと緩んでいる場合振動が伝わるらしいが、私にはまったく分からなかった。そもそもハンマーがうまくボルトに当たらないのだ。1箇所だけボルトを緩めているとのことだったが、結局見つけられなかった。検査係失格である。
最後はE6系の手洗い洗車見学となる。新幹線の先頭車両は長く伸びているので洗車機では対応できず、人力による手洗い洗車となっている。架線の電流が切れたことを確認して作業に取り掛かる。まず薬液が噴射され長いブラシで車体を手洗いする。
棒が長く力が入りにくく、足場のスペースも限られているので大変な作業だ。自動車の洗車機のように車体の形状に合わせたものが開発できないのだろうか。
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