広電江波車庫見学の旅(ANA671便)
搭乗した機種はエアバスA320で、通路をはさんで両側に3人掛けが並ぶ。私は22列目の窓側を予約してある。幸い隣の2席は空席だったが、全体では7割程度の搭乗だ。通路がベコベコしていてアテンダントが歩くと振動がもろに伝わってくる。最新式の機種のはずだが意外と安普請な構造だ。
出発10分前にはほぼ搭乗が完了したが、機内アナウンスで20列予約のA様とB様がまだ搭乗していないとのアナウンスがある。苗字だけだが実名での搭乗確認のアナウンスは初めて聞いた。ほどなくA様とB様が現れる。カップルのようだ。
6時55分には早くもドアが閉まり出発の準備が整った。6時58分にプッシュバックで後退が始まる。朝の出発ラッシュの時間帯だが、離陸前の順番待ちもなく、B滑走路の端に到達するとすぐに離陸した。離陸するといったん右旋回した後、東京ゲートブリッジ上空で左旋回し西へと進路を向けた。
この日の羽田付近は曇りだが、雲を抜けると晴れ間が見えて来た。しかし雲にはばまれて下界は見えない。
機内のオーディオサービスでは、風・ささやかなこの人生、オフコース・緑の日々、長渕剛・長い夜、山口百恵・プレイバックパート2、西城秀樹・ブルースカイブルーなど1970年代から80年代にかけてのヒット曲が選曲されていて全て知っている曲だった。最近のはやりの曲は全く知らないが、この時代なら詳しい。
シートディスプレイからの眺め。8時頃着陸体制に入り降下を始め、いったん空港を通り過ぎて左旋回して西側から8時20分着陸した。
従来は着陸しシートベルト着用サインが消えると乗客はいっせいに荷棚から荷物を取り出してすぐ通路がいっぱいになったが、現在は密回避のため、すぐに荷物を取り出すことは禁じられ、前列の席の人から順番にアテンダントの指示に従って荷物を取り出し、降機するように変わっていた。後席の人は従来からどんなに頑張っても早く降りられないから、この方式のほうが混乱なく降りられ、却ってスムーズに感じた。
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