体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(新幹線総合車両センターまで)
今回のツアーは、仙台駅から新幹線に乗って新幹線総合車両センターに行き、本人の希望によりセンター内で様々な体験をすることになっている。コースはメンテナンス体験コース、台車検査体験コース、運転台汽笛体験・屋根上検査コース、車内清掃・モックアップ体験コース、写真撮影コースの5つが設定されている。各コース80名募集で午前、午後に分かれているので合計800名が参加できることになっている。その中で私は台車検査体験コースを選んでみた。台車はふだん車両の下に隠れていて目にする機会が少ないとともに、その構造についても知識が乏しいのでこの機会を利用して理解を深めておこうというつもりだ。
仙台駅3階のみどりの窓口前が集合場所である。満員となれば最大400名が参加可能であるが、見た限り100名いるかいないかといった程度の人数だ。今回は約3時間半のツアーで移動距離はせいぜい10kmにもかかわらず、代金は21,000円と高いからだろう。明らかに料金設定に無理がある。
午後1時になり、全員が集合し、11番線から臨時列車に乗り込む。車両はE2系10両編成で私は8号車が指定されている。8号車には10名程度しか乗っていない。おそらく全員が台車検査コースの人たちだろう。
13時25分仙台駅出発、5分ほど本線を進んだ後、左に分岐する。
本線の下をくぐり、車両センターに入った。
多くの車両が停車しており、その中には高速試験車両ALPHA-Xもあった。
総合車両センターは全長3.5㎞あり、その一番奥に位置する建屋の中に入る。11番線と紹介されていた。
センターの職員の横断幕に迎えられ入場した。ここ新幹線総合車両センターは1979年に仙台試験線管理所として開設、JR東日本の新幹線車両の全般検査を担っている。全般検査は部品一つひとつに分解して検査を行うもので仙台でしか行われていない。先ほど上越・北陸新幹線用のE7系を見かけたのはその関係だ。ここではJRの職員が約400名、協力会社の職員も合わせると1200名の人が働いているとのこと。
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