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2021年11月

2021年11月30日 (火)

185系房総半島周遊号乗車の旅(両国駅)

 小田急トラベルから「185系『房総半島周遊号』乗車の旅」と題するツアーが発売された。185系を使用し、両国駅を出発し、内房線、外房線、東金線、成田線を経由して、上野に戻って来るコースの日帰りツアーで、定期運用から外れた国鉄型185系に乗れるのが魅力だが、コースの途中で誉田駅中線、成東駅構内渡り線、八街駅3番線などを通るので私にとってはそちらのほうが魅力あるツアーだ。発売開始とともに申し込み、無事予約ができた。

 集合は10月30日9時15分、両国駅西口となっている。両国駅に来るのは4年前にrailwayさん、 Tさん、Sさんとここで飲み会をして以来3年ぶりになる。

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 受付を済ませ、3番線臨時ホームに上がるとすでに列車は入線していて大撮影会が始まっている。

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 廃車が近いはずだが塗装しなおしたようにきれいな車体でうれしくなる。

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 出発までの時間を利用して最近はやりの幕回しも行ってくれる。駅の案内では前サボ、横サボと放送していたが、サボはサイドボードの略だから、横サボはあっても前サボはありえない。はまかいじ、ムーンライトながら、ホームライナー鴻巣などの案内幕もあった。

2021年11月29日 (月)

網走郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の網走郵便局小型印です。1977年に建て替えられる前の駅舎です。


2021年11月28日 (日)

網走駅前郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の網走駅前郵便局小型印です。駅名が縦に書かれています。刑務所を出た受刑者が真っ直ぐな人生を歩むようにとの配慮らしいです。

2021年11月27日 (土)

網走南四条郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の網走南四条郵便局小型印です。最寄駅は桂台です。桂台駅は1967年開業で釧網本線の中では1番新しい駅です。桂台という地名があるのではなく、駅の東西にある桂町と台町から一文字ずつとって命名されました。


2021年11月26日 (金)

鱒浦郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の鱒浦郵便局小型印です。駅舎はこじんまりとしたログハウス風です。この駅までがJR北海道釧路支社の管轄で、以北は旭川支社の管轄です。

2021年11月25日 (木)

藻琴郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の藻琴郵便局小型印です。かつて浜小清水とこの駅の間でデュアルモードビークルの運行がされ、ここで線路から一般道路に降りました。

2021年11月24日 (水)

北浜郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の北浜郵便局小型印です。北浜駅はオホーツク海に1番近い駅と言われています。駅舎内には停車場という名前のレストランもあります。

2021年11月23日 (火)

浜小清水郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の浜小清水郵便局小型印です。浜小清水駅は道の駅が併設されています。セイコーマートもあり便利な駅です。かつてはここからデュアルモードビークル(線路と道路の両方を走れる乗り物)の実験施設がありました。

2021年11月22日 (月)

止別郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の止別郵便局小型印です。無人駅ですが駅舎内にラーメン屋があり人気です。

2021年11月21日 (日)

斜里郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の斜里郵便局小型印です。知床観光の入り口となる駅で、小型印ではデザインされていませんが、10数年前に建て替えられ観光案内所などを併設したスタイリッシュな駅舎になりました。かつてはここから根北線が分岐していました。

2021年11月20日 (土)

中斜里郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の中斜里郵便局小型印です。かつてはここからホクレン製糖工場へ専用線が延びていました。今はホーム1面の無人駅です。

2021年11月19日 (金)

清里郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の清里郵便局小型印です。駅名は小海線の清里と混同を防ぐため清里町となっています。駅から徒歩20分ほどのところに清里町が運営するじゃがいも焼酎の蒸留所があります。

2021年11月18日 (木)

札弦郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の札弦(さっつる)郵便局小型印です。ホーム1面の無人駅ですがかつてはここから札弦ベニアへの専用線が延びていました。

2021年11月17日 (水)

緑郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の緑郵便局小型印です。かつては上札弦駅と名乗っていましたが、駅周辺が緑町となったことから1956年緑駅と改称されました。

2021年11月16日 (火)

ベイサイドブルー


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以前横浜市営地下鉄の川和車両基地に入線するイベントに参加した際、参加者特典でみなとみらいチケットが配られた。横浜みなとみらい周辺のバス・地下鉄の1日乗車券である。それを使って横浜市営バスのベイサイドブルーと呼ばれる連接バスに乗ってきた。横浜駅東口を出て、パシフィコ横浜を経由して山下埠頭に至るルートで運行されている。

連節バスはバスを電車のように連結させたもので、カーブをクネクネ曲がる姿がユーモラスだ。全長18mもあるが、後部車両が特殊な台車で、牽引免許なしで運転できるようになっている。


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横浜駅東口バスターミナルから乗車。日曜の午後なので混んでいるかと想像していたが、座席がほぼ埋まる混み具合だった。私は最後部の席に座る。バスなのに4人がけのボックスシートになっている。タイヤハウスの突起の関係でそういう構造にならざるを得ないようだ。


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交差点での右左折の時には前の車両だけ先に首を振って、後から後部車両がそれに着いていく仕組みになっている。鉄道車両ならばカーブの時、先頭車が見えたりするが、バスでは連節バスに乗らない限り味わえない経験だ。


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横浜の街を右に左に車体をくねらせ、約25分で終点山下埠頭に到着した。






2021年11月15日 (月)

横浜エアキャビン

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 今年4月、横浜の桜木町と運河パークの間を横浜エアキャビンというロープウェイが開業しました。ロープウェイは索道といって、広い意味で鉄道の仲間なので先日初乗りに行ってきました。桜木町から乗ると混んでいるので運河パークから乗りました。循環式のロープウェイで、中は6人乗りくらいの広さです。ただ定員まで詰め込むのではなく、グループごとに乗ります。一人で来た人は一人で乗れます。

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 汽車道と呼ばれるかつての臨港鉄道の廃線跡のそばを行きます。汽車道は1989年に開催された横浜博覧会で臨時列車が走りました。私はその時この区間に乗車しました。それからこれも博覧会期間中のことですが、横浜駅東口から会場までゴンドラが運行され、これにも乗りました。また会場内では日航によりHSST(磁気浮上式鉄道)が運行され、それにも乗りました。博覧会では鉄道関連の乗り物が期間限定で運行されることがあります。愛・地球博でもゴンドラや無人運転バスが運行され、それを目当てに乗りに行きました。

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 ロープウェイからの汽車道の眺め。

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料金は大人1,000円と高く、所要時間は約6分と短く、待ち時間も含めるの歩いても変わらないですが、 これで未乗区間をひとつクリアできました。

 

 

2021年11月14日 (日)

ノスタルジックコレクション献血キャンペーン

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 神奈川県内の献血ルームで現在「ノスタルジックコレクション献血キャンペーン」と題し、献血した人に鉄道関連のクリアファイルがプレゼントされます。そのためというわけではないのですが、しばらく献血に行っていなかったので、先日横浜西口の献血ルームに行ってきました。

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 クリアファイルは2種類あり、一つがこの小田原市電モハ20で、もう一つが山北町で保存されているD52 70号機ですが、私は小田原市電にしました。この車両は今年5月に見に行ったことがあります

 神奈川県の献血ルームでは時々鉄道関連グッズがもらえることあるので、担当者にその筋の人がいるのでしょう。

 

2021年11月13日 (土)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(山手線品川行き快速電車)

 福島で19時32分発のやまびこ62号に乗車する。新幹線ホームに上がると待避線にE7系が回送で入ってきた。おそらく仙台で全検を終えたのであろう。

 福島駅新幹線ホームの発車メロディは高校野球でおなじみの「栄冠は君に輝く」だった。作曲者の古関裕而さんが福島県出身の関係だろう。駅メロは先ほどの仙台もそうだったが、地元出身者が選ばれる傾向が高いから、その土地の勉強にもなる。

 やまびこはE5系10両編成で、私は自由席に乗ったがガラガラだった。それでも郡山、宇都宮と客が増えてきた。宇都宮では後続のはやぶさ待避で7分停車。19時47分、大宮着。

 大宮で新幹線を下車し、新宿へ向かう。今回の工事に伴い、新宿・品川間に約30分間隔で臨時列車が運行され、その列車が普段はあまり使用されない品川駅14番線に発着するのだ。

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 臨時列車は新宿駅2番線ホームから21時41分に発車する。車両はE231系15両編成でグリーン車も組み込まれている。駅の案内ではグリーン車は営業しないとなっているが、ツイッターなどでは実質的に無料で開放されているとの情報。私は4号車の2階席に乗車。グリーン車の席は半分くらいが埋まる状況である。

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 渋谷駅に着き、高い位置から工事の状況を眺める。ホームには資材が並べられ、あと1日でホームが完成するようには見えないが、かと言って作業員がせわしなく働いているようにも見えず、監督者からの指示待ちといった様子だ。

 渋谷駅を発車し、恵比寿に停車した後、大崎駅の手前で左に分岐し、ホームのない線路を進行していく。ここは普段は成田エクスプレスしか運行していない。私は成田エクスプレスに品川から渋谷方面への乗車は経験あるが、こちら側からは初めてだ。続いて品鶴線が近づいて合流し品川駅構内へと入り、14番線に停車した。大崎方から来て14番線に入る定期列車はないので貴重な体験だ。

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 大崎で折り返しとなり、新宿へ向けて出発する。14番線から新宿方への発車は基本的にないのだが、10月16日から早朝深夜の一部列車でその運用が始まったようで、その旨の告知がホーム上にあったことを後から知った。

 22時18分、折り返し新宿行きとして14番線を出発。大崎駅北側で山手貨物線に合流。再び渋谷駅の工事の様子を見下ろして新宿駅2番線に到着した。

 今回の旅は仙台の新幹線総合車両センターに入線できたのが最大の収穫だが、合わせて台車点検コースに参加し、台車の仕組みの隅々まで知ることができて意外な収穫があった。コロナ感染者も減少傾向にあり、今後自由に旅行できる時代に早く戻れることを願っている。

2021年11月12日 (金)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(阿武隈急行)

 新幹線総合車両センターでの体験イベントが終了し、参加者用のお弁当をもらってから自分の座席に戻る。席には参加グッズや車両センターのパンフレットなどが入った袋が置かれていた。

 せっかくいただいたお弁当なのに車内で食べてはいけない決まりだ。そもそも13時集合16時45分解散のツアーにお弁当などいならい。16時22分仙台駅へ向けて出発した。洗車機を通過し、本線に合流して16時45分、仙台駅13番線に到着した。ここで解散となる。

 すでに秋の夕暮れが迫っているが、このまま帰るのではなく阿武隈急行の梁川駅に行って、鉄印をもらう予定にしている。阿武隈急行は2019年の台風19号の影響で富野・丸森間が不通となっていたが、昨年復旧し、その記念鉄印が発行されているのだ。

 仙台17時ちょうど発の福島行きに乗車。6両だが立ち客も出る混雑ぶりだ。駅の発車メロディはハウンドドックのff(フォルテッシモ)だった。ボーカルの大友康平さんが宮城県出身のようだ。

 17時27分に槻木に到着し17時32分発の阿武隈急行に乗り換える。今回の旅行は週末パスを利用していて阿武隈急行にも乗れるので便利だ。8100系の2両編成でボックスタイプの客席で、各ボックスに1人くらいしか乗っていないので前の席に足を伸ばしてくつろぐ。

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 丸森で大半の客が下車したら、急にお腹が空いてきた。まだ18時前だが先ほどもらったお弁当を食べることにした。

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 煮物や惣菜でご飯が少なめのヘルシー弁当だった。

 18時18分、梁川着。今から3年前にこの駅から車両基地まで行く臨時列車に乗ったことがあるが、その時は駅前に人があふれていたが、今日は誰もいない。

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 駅の窓口で復旧ありがとう記念の鉄印をもらう。いわゆる書き置き印で窓口氏が日付だけ手書きしてくれる方式だ。普通の鉄印は300円くらいするが、これは復旧記念で無料サービスとなっている。鉄印をもらうとすることもなくなり、次の列車まで30分ほどあるので待合室で待機する。だいぶ気温が下がってきたが待合室は暖房が効いていてホッとする。

 18時49分当駅始発の福島行きに乗車。先ほどの列車はワンマンだったが、こちらは車掌が乗務していて無人駅から客に手書き式の車内補充券を販売している。福島駅には19時28分に到着した。

2021年11月11日 (木)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(台車検査体験)

 ここまで約20名ほどのグループでセンター内を見学してきた。私はこのメンバーがてっきり台車検査体験グループだと思っていたが、実は台車体験は私を含めて2名のみで、そのほかは別の2グループだった。ここからは2名のみで体験を進める。

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 まず台車組み立て実演。輪軸に台車枠を乗せる実演。

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 つづいて踏面清掃措置の見学。自分でエアーレバーを操作して車輪に圧着させる。

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 ブレーキ試験。これもエアーレバーを操作してブレーキパッドをディスクに圧着させる。ブレーキが作動していない状態での隙間はわずか2mmとのこと。実際にブレーキパッドをディスクに圧着させるのは時速10kmまで減速してからで、そこまでは回生ブレーキで減速するとのこと。

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 台車走行試験。モーターを外した状態で車輪のみを時速320kmで回転させる。車輪の下に隠れているホイールが高速で回転している。 画像では回転していないように見えるが、轟音とともに回転している。車輪はそれぞれ前方向、後方向に回転させ、だんだんにスピードを上げ20分間行う。

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 モーターから車軸に動力を伝える装置のカットモデル。ピンクのレバーがモーターの回転軸に相当し、それを回すと車輪に付いた歯車を回し車軸が回転する。車輪の回転軸はがっちり固定されているが、モーターの回転軸は台車の揺れの影響を受けないようにかなり遊びがある。

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 車輪の抜き取り実演。車軸と車輪の間に油圧をかけることにより車輪が外れる。

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 こちらが外した車輪。所定の直径がないので廃棄処分になるが、そこまで至らない場合は車輪旋盤で2ミリ程度削って再使用する。車輪を削ると直径が小さくなるので正しい速度が得られるよう直径の値を修正するらしい。

 台車を押す体験も行なった。重さ約6トンある台車だが、センターの職員と一緒に押してみる。大人2人なら意外と軽く動いた。

 今回の台車検査体験では台車の細かい構造まで見ることができとても有意義だった。次回こういったイベントがあるかどうか分からないが台車体験コースはとてもおすすめだ。

 通しで説明してくれる担当者が2人いるほか、各工程でそれぞれ5~6名の職員が説明や実演の補助をしてくれる職員くれる。本来であれば最大で80名が参加できるのでその場合はそれくらいは人員が必要だったのだろう。

 全般検査を終えた車両はここから北上駅との間で実地に試運転を行い、問題なければ検査完了となる。

2021年11月10日 (水)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(車両基地内)

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 車両センターに到着し、体験会が始まる。まず展示車両の見学。E5系、E4系、E6系の3両が並んでいる。この前で順番に記念撮影ができる。E4系は今後解体線に運ばれる運命である。その前で記念撮影。

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 つづいてトラバーサーの見学。トラバーサーは車両を横に平行移動させるための装置。移動する方向により警報音の曲が違うので、向かってくるのか遠ざかるのか曲で聞き分けることが可能。

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 車両は電動仮台車を履いているので自走してトラバーサーに乗る。

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 続いてジャッキアップ実演。4台のジャッキで持ち上げ、車体と台車の分離を行う。車体にはジャッキの爪を差し込む穴が設けられている。

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 次はアントによる車体運搬実演。車体を移動させる際に使用する。通常は1台のみを移動させるが最大160トン4両分までは引っ張れる力を持っている。

2021年11月 9日 (火)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(新幹線総合車両センターまで)

 今回のツアーは、仙台駅から新幹線に乗って新幹線総合車両センターに行き、本人の希望によりセンター内で様々な体験をすることになっている。コースはメンテナンス体験コース、台車検査体験コース、運転台汽笛体験・屋根上検査コース、車内清掃・モックアップ体験コース、写真撮影コースの5つが設定されている。各コース80名募集で午前、午後に分かれているので合計800名が参加できることになっている。その中で私は台車検査体験コースを選んでみた。台車はふだん車両の下に隠れていて目にする機会が少ないとともに、その構造についても知識が乏しいのでこの機会を利用して理解を深めておこうというつもりだ。

 仙台駅3階のみどりの窓口前が集合場所である。満員となれば最大400名が参加可能であるが、見た限り100名いるかいないかといった程度の人数だ。今回は約3時間半のツアーで移動距離はせいぜい10kmにもかかわらず、代金は21,000円と高いからだろう。明らかに料金設定に無理がある。

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 午後1時になり、全員が集合し、11番線から臨時列車に乗り込む。車両はE2系10両編成で私は8号車が指定されている。8号車には10名程度しか乗っていない。おそらく全員が台車検査コースの人たちだろう。

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 13時25分仙台駅出発、5分ほど本線を進んだ後、左に分岐する。

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 本線の下をくぐり、車両センターに入った。

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 多くの車両が停車しており、その中には高速試験車両ALPHA-Xもあった。

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 総合車両センターは全長3.5㎞あり、その一番奥に位置する建屋の中に入る。11番線と紹介されていた。

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 センターの職員の横断幕に迎えられ入場した。ここ新幹線総合車両センターは1979年に仙台試験線管理所として開設、JR東日本の新幹線車両の全般検査を担っている。全般検査は部品一つひとつに分解して検査を行うもので仙台でしか行われていない。先ほど上越・北陸新幹線用のE7系を見かけたのはその関係だ。ここではJRの職員が約400名、協力会社の職員も合わせると1200名の人が働いているとのこと。

2021年11月 8日 (月)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(仙台まで)

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 日立駅で太平洋の展望を楽しんだ後、8時50分発の普通列車でいわきまで進む。E501系10両編成で客は1両に5人くらいしか乗っていない。いわきでは乗り換え時間が少しあったので駅前を歩いてみる。メインストリートには大きな街路樹が植わっていて電柱も地中化されているきれいな駅前だった。

 いわきからは10時25分発のときわ3号仙台行きに乗車。この列車は仙台に直通する列車のせいか混んでいて50%程度の乗車だ。

 常磐線は東日本大震災の影響で特にいわき・岩沼間で大きな被害を受け、長らく全通していなかったが、2020年3月に富岡・浪江間が復旧工事が完了し、全線での運転が再開し、特急の運転も行われるようになった。

 いわきを出て約30分で富岡着。ここから浪江までが最後に復旧した区間である。駅周辺は特にさびれた様子も感じられない。大野駅では以前は列車交換可能だったが今は単線の棒線駅になっていた

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 この付近は基本的には今でも帰還困難区域になっているが、駅周辺などが解除区域に指定されていて乗降が可能になっている。廃墟や耕作放棄地が広がる光景を想像していたが、新しい建物の建築も始まっていて、車窓から見る限りは普通のローカル駅の駅前と変わらない。いままで復旧に尽力された方の努力の現れだろう。

 大熊町、双葉町を経て11時14分、浪江着。ここまでの区間は津波の影響よりは原発による帰還困難の影響が大きかったと思われ、線路の移設工事などは行われず、既存の路線がそのまま生かされたようだ。

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 いっぽう駒ヶ根からは津波による線路が流出した区間で線路が内陸に移設され、一部区間は高架となった。

16_20211103100801  岩沼で東北本線に合流し、長町付近からは虹も見えてきて、12時29分仙台着。

2021年11月 7日 (日)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(日立駅)

8時35分、日立で下車。ここで下車したのは2011年に建て替えられた駅舎を見るためである。ガラス張りの駅舎に生まれ変わり、駅舎やコンコースから太平洋が一望できることで人気がある。鉄道関連の国際デザインコンペ「ブルネル賞」も受賞している。

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 改札を出る前からガラス張りの窓から太平洋が見える。天気がよく最高の眺めが広がっている。

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わくわくしながら改札を出るとコンコースの先に太平洋が一望できるスペースがあり、そこから雄大な海が広がっている。

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 まだ朝9時前だというのに入れ替わり立ち代わり人がやって来ては写真を撮っている。隣には展望カフェもある。街の人気スポットだ。

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 こちらは駅舎の外観。駅もコンコースも総ガラス張りでシンプルな美しさだ。

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いままでいくつもの鉄道駅を見てきたが、駅からの眺めの美しさは、江ノ電の鎌倉高校前駅、室蘭本線北舟岡駅、鶴見線海芝浦駅などと並ぶトップクラスの駅だ。まだ訪れたことがない方はぜひ訪れていただきたい駅だ。

2021年11月 6日 (土)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(ときわ1号)

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 ここから品川始発のときわ1号に乗車する。ときわは10両編成で私は9号車普通車に乗車。1両に数人の客を乗せてスタートし、東京で少し乗り、上野では窓側の席は全て埋まり6割程度の乗車になる。座席の埋まり具合からするとペアでなく一人で出かけている人が意外と多い。常磐線の特急は荷棚の下に座席の予約状況に応じてランプが点灯するようになっていて、私の席は緑ランプなので予約済みであることを示している。いっぽう隣の席は赤ランプなので当面誰も乗って来ないことが分かる。したがって隣の席に荷物をおいてゆったり座る。

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 車内で軽めの朝食をとる。上野から常磐線を快走する。通過駅でもほとんどスピードを落とさず進んでいく。取手を過ぎ、デッドセクションを通過する。

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 昨日の関東地方ほ雨だったが今日はよく晴れている。左手に筑波山がきれいに見えている。

 偕楽園臨時駅を通過して8時12分水戸着。ここで半分くらいが下車した。次の勝田でも意外と下車し、この車両に残ったのは5人くらいになり、8時34分日立駅に到着した。

2021年11月 5日 (金)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(品川まで)

 今回は午後のコースで仙台に13時までに着けばいいのでどういうルートにしようかと検討し、東日本大震災後長らく不通になっていた常磐線経由で行ってみることにした。

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 まず品川始発6時45分のときわ1号に乗車するのだが、この日は山手線渋谷駅ホーム拡幅工事に伴い、山手線で運行系統が変更になっていて、内回りは池袋・大崎間が全面運休でそれ以外の区間も運転間隔が開いた運行となっている。新宿からは埼京線で大崎に出て、そこから山手線に乗り換えて品川に出ようと思っている。

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 埼京線ホームから渋谷駅山手線ホームを眺める。朝6時過ぎだがすでに作業員が出て作業にあたっている。この段階ですでに線路の移設は終わっているようだ。

 大崎で山手線に乗り換える。山手線内回りは本日は大崎始発で東京駅を経由して池袋までの運行となる。大崎では東京総合車両センターから出庫して1番線に入線し、進行方向を変えてから出発している。外回りの大崎止まりの運用は車両をいったん車両センターに入れて再び出庫し内回りの列車として運用に入るだろう。早朝なので山手線工事の伴う混乱もなく、6時32分品川駅に到着した。

2021年11月 4日 (木)

体験・体感!新幹線総合車両センターの旅(初めに)

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 JR東日本仙台支社から「体験・体感!新幹線総合車両センター」と題するツアーが募集され、仙台駅から新幹線総合車両センターまで往復できることになった。センターに着いてからはメンテナンス体験コース、写真撮影コースなど5つの希望コースに分かれて見学することになっている。私はその中で台車検査体験コースにしてみた。

 インターネット申し込み限定となっていて、発売開始の9月22日14時ちょうどに申し込みをした。ここの予約サイトは開始時にすぐにフリーズし、サイトにアクセスできるようになるとすでに売り切れになっていることが多く、今回も半ばあきらめていたのだが、幸いスムーズに予約できた。募集人数が800人と多いこと、旅行代金が大人21,000円と高いことが要因だろう。最近の乗り鉄向けツアーは参加者が密にならないように人数を絞った募集が行われていて、列車の走行距離やイベントの時間に比較しかなり高めの料金設定になっている。コロナ禍という状況を勘案したとしても誰もが気軽に参加できる料金設定ではないのは考えものだ。

 私は当初は午前のコースを予約したのだが、当日の前後の行程を勘案し午後に変更した。予約はインターネット限定なのに予約の変更は電話でしかできず不便だが、予約変更の時点でもかなり空きがあった。

2021年11月 3日 (水)

川湯郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の川湯郵便局小型印です。川湯温泉駅とキハ54形ディーゼルカーが描かれています。

2021年11月 2日 (火)

美留和郵便局小型印

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釧網本線全通90年記念の美留和郵便局小型印です。現在は貨車駅ですが、かつてはご覧のような木造の駅舎でした。

2021年11月 1日 (月)

弟子屈郵便局小型印

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釧網本線全通90周年記念の弟子屈(てしかが)郵便局の小型印です。描かれているのは摩周駅ですが、この駅もかつては弟子屈駅という名前でした。弟子屈はアイヌ語で岩盤の上という意味です。

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