豊橋鉄道市内線貸切電車の旅(競輪場前留置線)
新川電停を発車し今度は本線を下り、競輪場前電停の手前まで来る。ここから本線脇の留置線に入る。電停手前でいったん停車し、電停前にある豊橋鉄道営業所から職員が出てきて、手動でポイントを操作した後、留置線へと入った。
2本あるスペースのうち左側にはすでに別の車両が入線していて、我々は右側の2番線に入った。
車止めの先端のギリギリのところまで入り、一同歓声と拍手で運転士に敬意を表した。
ここで我々は下車を許され、外からの撮影に没頭する。鉄道ファンのイベントだが大型の一眼レフカメラを持った人は少なく、多くはコンパクトカメラで撮影している。今回の参加者は鉄道ファンの中でも乗り鉄に属し、その中でも特に普段乗れない線の乗車に執念を燃やす人が多いからだろう。
競輪場前電停のホーム上では交代で運転士が待機している。その人は宇都宮ライトレールからの研修生とのこと。宇都宮ライトレールでは各地に職員を派遣し、乙種動力車操縦免許の取得を進め2023年3月の開業に備えているとのこと。豊橋鉄道だけでなく広電や富山地鉄など全国8事業者で受け入れているらしい。費用は宇都宮ライトレール持ちとのこと。
20分ほど停車した後、11時15分出庫する。今度は手動でのポイント操作は行われず、入換信号機の現示によりスプリングポイントを押し出して本線に合流した。
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