明星車庫入線ツアー(12200系)
今回のツアーは集合方式ではなく、あらかじめ送付された乗車券に従って、割り当てられた席に着席する方式になっている。ツアーの列車は10時25分出発だが、10時少し前に入場する。ちょうど10時発のひのとりがスタンバイしている。その様子を写真に収めている人も多い。今日は平日だが、こういうツアーでお見かけする顔だけ知っている人も多くいる。開催の告知が早かったので会社の休みを調整して参加し人が多いだろう。私もその一人だ。
ひのとりが出た後、我々の乗る12200系が入線した。行き先表示はブランクになっている。ホームでひとしきり撮影した後、車内に乗り込む。
10時25分、定刻に発車。すると車内に誤乗の客が2名いたことが判明。難波行きの特急と間違えて乗車してしまったようだ。ホームでしっかりアナウンスが行われていたが、急いでいる客には聞こえない。幸い四日市で運転停車するので、下車する手配が行われ、車掌が空いている席に誘導した。
出発後、車内で検温と手指消毒が行われた。検温は耳で行う方式で初めてだが、乗車後の検温では体温が高い客がいた場合どうするのだろうか。
近鉄の担当者から今日の行程の案内やコロナ感染防止に関する諸注意があった後、参加者用の記念品が配られた。エコバッグは今日の日付け入りで価値が高そうだ。
その後は特段の案内放送もなく淡々と進んでいく。12200系に関することや明星車庫で連結するおおぞらⅡ号に関する説明など全くない。当然そういった知識は全員が持っているのだが、それはそれとしてやはり何らかの案内はほしい。近鉄四日市で誤乗の客を降ろすと、その後は津や伊勢中川も通過してノンストップで進む。臨時列車なので途中駅での待避や時間調整があるだろうと思い、それも楽しみにしていたのだが、臨時列車用のスジがあらかじめ用意されているのだろう。
« 明星車庫入線ツアー(N700S) | トップページ | 明星車庫入線ツアー(鳥羽駅) »
コメント