ぐるっと千葉鉄道の旅(新港信号場)
10時37分、吉川みなみ駅を発車。ここで進行方向が変わるので座席を転換する。
(後部運転台から)
西船橋から京葉線に入り、稲毛海岸駅を通過するとスピードが落ちて、11時19分新港(しんみなと)信号場に入った。この信号場は下り線側からのみ入れる待避線で、しかも待避線部分だけが高架線になっている珍しい構造である。かつてここの海側にあった千葉貨物ターミナル駅に入線する際、本線の列車を支障しないように設けられた本線を渡り越す高架線なのである。その後千葉貨物ターミナル駅が廃止されたことに伴い配線変更が行われ、下り線のみが入れる高架待避線となった。
後部運転台から稲毛海岸方面を眺めたもの。
こちらは先頭車両からの眺め。左右に下側に京葉線の本線がある。
11時33分、新港信号場を発車する。後部運転台からの眺め。高架線を下っていく。
下り線側に合流する。今回のツアーでは、この新港信号場に入ることが最大の目的であったので、私の目的は達せられた。
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今回のメインイベント・新港信号場のレポート、ありがとうございました。私も乗ってみたです。ここはかつて住んでいた団地の横にあり、一番下の写真にあります道路橋からは、まだ線路がない時代の操車場予定地をたびたび撮影した覚えがあります。国鉄の貨物輸送はあっという間に建設され、あっという間に終焉してしまいましたね。千葉港駅(貨物駅)からはまだ宅急便がない時代でしたので、チッキをよく送っていました。
投稿: railway | 2021年5月 8日 (土) 08時08分
信号場から団地が見えました。ここに住んでいたこともあったのですね。京葉線がまだ旅客線化する前の時代ですね。
投稿: ミスターK | 2021年5月 8日 (土) 10時42分