豊橋鉄道赤岩口車庫入線イベント(日本専売公社小田原工場専用線)
4月24日に豊橋鉄道市内線の赤岩口車庫に入線できるイベントが開催されることになった。豊橋鉄道市内線で使用されている「パト電」と呼ばれるパトカー風塗装の運用が終了することに伴い、その撮影会が赤岩口車庫で行われるのだ。その際、パト電に乗ったまま車庫に入れるのだ。私はパト電には特段興味がないのだが、車庫に直通できるのであれば乗らない手はない。予約開始日に電話予約し、無事参加できることになったが、数日後には満席になった。集合は豊橋駅前電停9時となっている。豊橋まで直行してもいいのだが、私は小田急線車庫めぐりツアーの際知った日本専売公社小田原工場専用線の廃線跡を巡ってから豊橋に行こうと考えた。
日本専売公社小田原工場専用線は小田急足柄駅と日本専売公社小田原工場を結ぶ1.0kmの線で、1950年に開業し、足柄駅から小田原駅を経由して原料・製品の搬出入を行っていたが、トラック輸送へのシフト、国鉄貨物取扱駅の集約などで1984年には運行を終了したのだが、その廃線跡が今でも残っているらしい。
小田急の始発で足柄駅に行き、新宿方の踏切を渡るとすぐに専用線の廃線跡が始まる。ここで折り返し運転をしていたので機回しできる幅になっている。
鉄道関連の設備だろうか。
小田急の車庫の隣から緩やかに分岐していく。
レールを利用した柵。奥の民家の塀も鉄道柵だった。
途中から遊歩道として整備され「久野(くの)緑の小径」という名前が付いている。
久野緑の小径の終端。奥の白い塀が日本専売公社小田原工場跡。現在は工場は取り壊され空き地になっている。
工場前のバス停は工場がなくなっても「日本たばこ前」となっていた。
廃線から35年以上経過し、遺構らしきものはほとんどなかったが、それでも遊歩道を歩いていると廃線跡らしい雰囲気が漂っている。鉄道の廃線跡は細く長くつながっているので全く消え失せてしまうことは少ないのだ。
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