ぐるっと千葉鉄道の旅(勝浦、館山)
勝浦に12時46分に到着し、ここで約1時間のフリータイムとなる。全員いったん列車から下車し、車内にとどまってはいけないようだ。
駅前には外房線複線記念碑が立っているが、このあたりは複線と単線が入り混じった区間で全線複線というわけでもない。
行く宛もないがSさんと一緒に勝浦朝市から勝浦漁港にかけて歩いてみた。コロナの影響なのか、元からそうなのか分からないが、かなり寂しい街だった。雨も降り出してきた。
雨も降りだしてきたので、駅に戻る。勝浦は水戸光圀公の祖母が生まれたところで、駅内に立像があった。こちらは勝浦のひな人形。毎年2月から3月にかけては勝浦ビックひな祭りが開催されており、大人気のイベントだ。
ご当地グルメ勝浦タンタンメンのおみやげをもらって13時47分に発車。このあたりからは時折り左手に海が見えるようになる。安房鴨川で5分停車したが、お昼寝タイムでうつらうつらしていた。安房鴨川からは内房線と線名が変わるが、海はまだ外房だ。
館山に15時08分に到着し、ここで再び2時間のフリータイムとなる。雨もしっかりと降ってきて風も強い。駅周辺にこれといったみどころもなく時間を持て余す。同行のSさんは時間を持て余し痺れを切らし先に帰っていった。
館山駅は南房総観光の拠点となる駅にもかかわらず、駅構内にはみやげもの屋はおろか待合室すら無い。幸いコンコースのベンチが空いていたので、そこで1時間半ほど待機して、16時45分に入線してきた列車に乗り込んだ。
館山を発車すると、千葉県産ピーナッツアイスが参加者にデザートとして配られた。粒々ピーナッツが濃厚でおいしかった。
途中で日が暮れ、19時02分千葉駅に到着した。今回のツアーでは、新港信号場、黒砂信号場、新金線に入れ、収穫が大きかった。一方、勝浦、館山の自由散策は時間を持て余した。今回は一般の旅行好きの人は少なく大半が乗り鉄なので、こういったスケジュール設定は多くの参加者にとって困惑するものだったに違いない。
JR東日本千葉支社ではこれからも普段乗れない待避線や貨物線に乗れるツアーを企画したいと最後に締めくくっていたから今後に期待したい。
これで「ぐるっと千葉鉄道の旅」を終わります。
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