ぐるっと千葉鉄道の旅(勝浦まで)
11時33分、新港信号場を出発し、蘇我で外房線に移る。蘇我を出てからお弁当タイムとする。最近よくある九つのマス目に区切ったお弁当だ。
このリゾートやまどりは、お座敷列車やななみ、せせらぎを改造した485系車両だが、私の乗っている1号車はさらにその前に181系だったもので、由緒ある車両とのこと。
大網駅を12時に通過。大網駅はかつてはスイッチバック構造で、今ある東金線ホームの先に駅があり、そこでスイッチバックして勝浦方面に向かっていた。かつて千葉発千葉行きの房総半島を一周するいわゆる循環列車が運転されていたが、大網駅のスイッチバックが解消されたのに伴い循環列車も廃止された。スイッチバックがあれば循環運転して始発駅に戻ってきても列車の向きが変わらないのだが、スイッチバックがなくなると列車向きが変わってしまうからだ。大網駅を出ると左手からかつて使用されていた短絡線らしき空き地が近づいてきた。
新茂原では貨物駅の跡地が広がるばかりだが、レールが撤去されずに残っている。
建物の一部も残っている。ここから三井東圧化学茂原工場までの専用線が延びていた。この専用線は1981年開業で1996年に廃止になるという短命の路線だったが、コンテナ列車の発着もあったというから驚きだ。
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