小田急車庫めぐりミステリーツアー前編(開成車庫)
13時17分、開成車庫4番線に入線する。我々の編成に続いて足柄で追い越した4両も隣の線路に停車したようだが、6号車からは見えない。
開成車庫は留置線が3本のみとこじんまりしているが、夜間留置が3編成行われる関係で乗務員宿泊所が併設されている。ここで泊まりになるときは朝小田原まで回送し、小田原から新宿まで通しの乗務になるので、乗務員は前日から食事や水分の摂取に気を使うという。乗務員宿泊所は個室になったのでありがたいと言っていた。小田原から新宿まで交代なしの通しの乗務を新宿直というらしい。
開成駅前にはNSE3100型が静態保存されている。散りかけた桜の後ろに見えている。NSEの設計速度は170キロで、一方最近の車両はGSEでも120キロとのことで、NSEは技術的にも素晴らしいようだ。
ここで車両運輸部のダイヤ担当からお話がある。小田急ではダイヤ担当が平日、土休日各1名いて、列車本数、種別、接続駅をどうする、向ヶ丘遊園、町田駅、本厚木のY線の使用などで頭を悩ませているとのこと。ダイヤ乱れが起きた時に波及しにくいダイヤをめざしたり、東京メトロ、JRの車両使用料を相殺するよう走行距離を調整するのも大変で、また車両の検査に周期なども考慮する必要もあり、各部署との調整も必要とのこと。勉強を重ねてより良いダイヤを目指したいと締めくくった。
13時45分開成車庫発。配線の関係で新宿方には出場できないようになつているので、再び小田原に向かう。小田原で連結するようだ。
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