小田急線車庫めぐりミステリーツアー後編(喜多見検車区)
乗降用タラップからロマンスカーに乗車し、8時10分には全員の乗り込みが完了したようだ。私は10号車が指定されている。車両はEXEの更新前車(アルファではないタイプ)で、更新前車両であることもこのツアーのウリのようだ。
車内でまず喜多見検車区と成城学園前駅の配線図が渡される。進行するルートが色塗りされていて分かりやすい。喜多見検車区では現在いる線から検車区奥まで進み、そこからスイッチバックで出庫するようになっている。成城学園前駅では1番線に入り、そこから本線を下るようだ。最初は距離的に近い経堂車庫に向かうのではないかと予想していたがそうではないようだ。
8時25分、まもなく入れ換えますとのアナウンスがあり、構内をゆっくり進み、検車区奥の28番線で停車した。
ここで小田急トラベル担当者からあいさつと諸注意があり、その後、喜多見車掌区新宿出張所の車掌から喜多見検車区の案内がなされた。ここは1994年開業で、喜多見ふれあい広場の人工地盤の下に設置されていること、普段はGSEやVSE、40000型車両などが留置されていることなどが知らされた。
今回のツアー列車に乗務しているのは、運転士3名、車掌3名、本社の運転車両部や運転指令の方々、そして小田急トラベルの担当者は各車両1名常駐している。
案内事項の後、発車前に行われる出庫点検の様子を車内放送を通じて紹介してくれる。私の乗った10号車の運転台で行われているが、密集を避けるため席を移動しての撮影は自粛され、自席からの見学になる。モニターへの列車番号設定、列車無線設定、ブレーキ緩解試験、手歯止め解除などが指差確認とともにキビキビと行われた。この列車の列車番号は臨時列車で8001となっている。
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