秩父鉄道ミステリー列車の旅(出発)
イベント列車は13時45分に熊谷駅を出発する。先頭車には「光の長瀞」のヘッドマークが付いている。今回のツアーの本来の目的はライトアップされた「光の長瀞」に行くミステリーツアーなのだ。
列車は3両編成で普段は急行列車として使用されている6000系で、4人掛けのボックス席を2人で利用する。私は先頭車の5番が割り当てられている。窓際のテーブルには私の名前が記されたクリスマスカードが置いてあり、窓の柱にはクリスマスリースが飾られていて、これは帰りに持ち帰ることできるようだ。車内には乗り鉄風の人だけでなく、女性のグループも多いからうれしいサービスに違いない。
担当者のあいさつで始まり、途中で進行方向が変わるのでご注意くださいとアナウンスがある。武川駅での折り返しのことを言っているのだろうが、ミステリー列車なので行き先やルートの具体的な案内はない。
行き先の案内はないが運転士の仕業表をのぞいてみた。するとこの列車は秩父まで行って折り返して長瀞駅に戻る行程となっているではないか。三ヶ尻線には入らないようだ。普段入線しない駅に入るという宣伝文句はなんだったのだろうか。熊谷駅から秩父駅までの間には普段入線しない駅などないはずだ。
腑に落ちないまま、列車はまず車両基地の広瀬川原駅に入線した。ここは確かに普段入らない駅であることは間違いない。 私は秩父鉄道の車両基地イベントでここは入線したことがある。この車両基地は熊谷方と寄居方の両方から入線できるようになっていて、私は両方とも乗った。
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