皆実町六丁目デルタ線の旅(デルタ線通過)
撮影会が終わるといよいよイベント列車の出発だ。私は車両撮影会よりもこちらのほうが主目的だ。車両は全部で5台あり、各車両10人限定の乗車となる。行き先は広島行きが2両、江波行きが2両、横川行きが1両となっている。このうち広島行きが皆実町六丁目のデルタ線を通るのだ。
5両同時に出庫できるわけがないので、時間差で車庫を出て行く。参加記念でいただいた運行表によれば私の車両は15時15分発となっている。出庫の様子を撮ろうとするギャラリーも多い。
車庫を出るといったん紙屋町方面の線路に入って、本線上で折り返して皆実町六丁目方面の線に転線した。直接皆実町六丁目方面の線路に入り、そこで方向転換すると思っていたので私としては想定外だった。
皆実町六丁目の電停では、「比」の表示の手前でいったん停車しポイントが切り替わってから、デルタ線に進入した。
客を乗せてこの区間を走るのは通常ないので貴重過ぎる体験だ。
わずか10mほどの距離だが、今回を逃したら、次はいつ乗れるか分からない。Tさんに感謝だ。
電車はその後、先行の広島行きに追いつき、その後をゆっくり進行していく。路面電車用の右左折の黄色信号は1台通るとすぐに消灯するので、そのタイミングで先行車と離れてしまうが、こちらは停留所を通過するのですぐに追いつく。
15時40分、広島駅に到着し、そこから16時01分発ののぞみ40号で家路に着いた。3連休の最終日のため混雑は予想されたが、普通車、グリーン車とも満席だった。コロナ禍でもこんなに混んでいるのかと驚きだった。そういうお前もその一人だろうと言われるだろう。その後感染者が増加傾向にあるのはこの3連休の大移動も影響しているのだろう。
それはともかく、およそ10か月ぶりの旅行で貴重な区間に乗車できたので、いくらか鉄分の補給ができた感じだ。参加の機会を与えてくれたTさんには感謝いたします。
これで、「皆実町六丁目デルタ線の旅」を終了します。
« 皆実町六丁目デルタ線の旅(車両撮影会) | トップページ | 町田管区駅めぐり »
お疲れ様です (^ω^)
久しぶりの旅日記を楽しく読ませて頂きました。中でも「近鉄特急ひのとり」の記事が一番興味深かったです。見た目からしてカッコイイし。
コロナ禍での慎重さも伺えました。色々な考え方がありますが、自分は飛沫感染に気を付ければ大丈夫なのではと考えます。旅行や食事にしても、黙って行動する「お一人様」なら良いと思いますけどね。
投稿: ミスターOH | 2020年12月 9日 (水) 14時58分
ミスターOHさん、おはようございます。
ひのとりは快適でした。車体がピカピカなので写真を撮るとき反射し過ぎて、他のものが映り込むので苦労しました。
旅行中の印象は人出は多いのですが、皆対策はしっかりしていたと思うので、何が原因でここまで感染者が増えたのか不思議な気もします。
投稿: ミスターK | 2020年12月10日 (木) 05時51分