飯田橋駅ホーム移設
飯田橋駅のホームが新宿寄りに200mほど移設されたので、先日その様子を見てきました。
飯田橋駅はカーブの途中にホームがある関係で、列車とホームの間が広く開いているところがあり、乗客がその隙間からホームに転落する事故が後を立ちませんでした。
ホーム監視用のお立ち台もありました。
今回、その危険を除去するためホームを移設することになりました。飯田橋駅は1928年に牛込駅と飯田町駅を統合する形で両駅の中間に開業しました。飯田橋駅開業後は旧牛込駅付近には引き上げ線が設けられ、飯田橋駅発着の列車の折り返し線として利用されていました。その後飯田橋駅発着の列車がなくなり、引き上げ線は使用されず空きスペースとなっていましたが、そこにこの移設ホームができました。今から90年も前の昭和初期に不要になったものが、令和になって再び日の目を見るようになったのです。
新しいホームはホームの柱などが黒を基調にしたイメージです。ホームの幅は旧駅ほどは広くありません。ホームドア設置の下準備もされているようですが、今回の開業には間に合わなかったようです。かつてのホームは引き続き東口への通路として使用されていますが、東口利用者は今までより2分くらい余計にホームを歩かされることになるので不便になりました。また、ホームの途中でこう配がレベル(水平)から1000分の18.5に変わっているので電車の発着は慎重を要しそうです。
今回駅舎も新しくなりました。ホームを同様に黒を基調にした色合いです。階段やエスカレーターが狭いのが難点で、ラッシュ時に混雑しそうです。駅構内のお店はニューデイズを除いて、これから開業するようです。
« 夏の北海道のんべえフェア | トップページ | TOUCH TO GO 高輪ゲートウェイ駅店 »
「駅」カテゴリの記事
- 新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(幌内線唐松駅)(2024.07.27)
- 北陸新幹線敦賀延伸+αの旅(箕面萱野駅と箕面船場阪大前)(2024.04.30)
- 北陸新幹線敦賀延伸+αの旅(小松駅)(2024.04.25)
- 北陸新幹線敦賀延伸+αの旅(加賀温泉駅)(2024.04.24)
- 北陸新幹線敦賀延伸+αの旅(芦原温泉駅)(2024.04.23)
コメント