九州レア線乗り歩き(デンチャ)
和白で香椎線に乗り換える。バッテリー式電車BEC819系の運行が今年3月のダイヤ改正から開始したからである。DENCHA(デンチャ)と呼ばれる車両で、バッテリーに充電した電力で走行するので香椎線のような非電化区間でも走行可能だ。「"D"UAL "EN"ERGY "CHA"RGE TRAIN」の頭文字をとってそう呼ばれるが、半分こじつけもあるだろう。原理的にはJR東日本の烏山線や男鹿線で導入されている車両と同じだろう。
9時15分発で和白を出発し、鹿児島本線のこ線橋に向けて登っていくが、バッテリーで動いている感覚はなく普通の電車のようだ。
香椎で宇美行きに乗り換える。この駅には充電用の架線が張ってある。10分の充電で90km走れるというから高性能バッテリーだ。
車内は水戸岡デザインだ。走行音も静かで、従来ディーゼルカーだったこの線の利用者には大きなサービス改善だろう。
長者原まで乗車し、篠栗線に乗り換える。かつてはここに駅がなく、香椎線と篠栗線が立体交差するだけだったが、1988年に駅が設けられ、乗り換えが可能になった。
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