九州レア線乗り歩き(エアバスA350)
今回搭乗するのは羽田空港18時45分出発の福岡空港行き331便で、今年9月に導入されたばかりの最新鋭エアバスA350である。JALがエアバスを購入するのは今回が初めてで、現在は福岡便限定の運用になっている。
私は51Aという機体後部の窓際の席を予約してある。通路が2本あり、それぞれ各列3席ずつの配置となっている。
座ってみるとシートピッチがかなり狭く、私が今までに利用した飛行機の中でいちばん窮屈な感じがする。荷物棚は大型になっていて機内持ち込みサイズのキャリーケースを寝かせずに収納できるようになっているので一般の利用者にとっては便利だろうが、キャリーケースを利用しない私にとってはメリットは少ない。しかし各座席にはディスプレイが備えてあるのはうれしい。ディスプレイでは各種案内の他に映画、スポーツ中継などが鑑賞できる。
この飛行機には2台の機外カメラが備えられていて、1台は尾翼上部、もう1台は前輪後方に設置されている。夜なのでハッキリ見えないのが残念だが、昼間なら陸上がよく見えるだろう。
飛行機はほぼ定刻にスポットを離れD滑走路から離陸した。あたりは既に日が暮れているが、晴れいるため下界の灯りがきれいに見える。
名古屋市上空で機長アナウンスが行われた。今日は機長の資格を持ったパイロットが2名で乗務しているとのこと。投入されて日が浅い機種なので万全の体制で臨んでいるのだろう。
カップホルダーはテーブルに内蔵されているタイプではなく、独立したものになっている。スカイタイムのキウイを選んでみた。
この日はラグビーワールドカップのイングランドvs南アフリカの決勝戦が行われていて、私はディスプレイの試合の進行にくぎ付けだった。他の客もラグビーを見ている人が多い。
飛行は概ね安定していて、広島付近から降下を始め、博多湾上空から着陸した。ディスプレイではフライトシミュレーターのような映像も見ることができ、高度、対地速度、飛行機の傾きなどがリアルタイムで表示され、見ていて飽きることがなかった。
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コメント
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エアバスA350初搭乗おめでとうございます。9月の九州行きの際に狙いましたが、乗り損ねました。機長の2人乗務は最近多いですね。私の時のB7でも行っていました。
投稿: railway | 2019年12月10日 (火) 09時49分
railway様、こんにちは。
普通席だったので、かなり窮屈でした。ディスプレイは充実していました。
投稿: ミスターK | 2019年12月13日 (金) 02時34分