小田急海老名車両基地車庫線の旅(折り返し海老名着)
秦野駅でのトイレ休憩を終えて、1番線から上り線に向けて出発した。1番線からの上り列車は当駅始発の普通列車1本とロマンスカー3本なので珍しい体験となる。画像はモーター音を聞く乗客。
帰路は模擬試運転が実施された。まず本線上でいったん停止した後4ノッチを入れて時速で60キロまで加速するテストが行われ、次に時速80キロからの常用最大ブレーキ試験、続いて100キロからの常用最大ブレーキ試験が予定されていたが、前に電車が詰まっていて100キロまで加速できず90キロから行われ、最後に相模川橋梁上で時速50キロからの非常制動試験が行われた。非常制動がかかる場合は、プシュッというエアが一気に抜ける大きな音がした。非常停止した後は、エアが溜まるまで時間がかかるので、すぐには発車できないようだ。この模擬試運転は新車導入や検査完了車両の点検で本線上で時々行われているとのことだが、客を乗せた状態でやってくれるのは初めてだろう。他の鉄道会社のイベントでも経験したことがない。
海老名駅には13時57分に戻り、再び40番線に入ったのち、59番線に戻り下車となった。
今度は湘南急行ではなく「走るギャラリー号」のヘッドマーク付きだった。
その隣には「懐かしの写真展号」のヘッドマーク付きの車両も停車していた。
イベントの最後は海老名車両基地内で普段は公開されていない車両保存庫の見学となった。こちらは2600形車両。
こちらは千代田線乗り入れ用9000形車両。
今回のツアーは車両基地からの入出庫といううれしいイベントであり、それだけで大満足だが、模擬試運転や検修庫内での始業点検なども他の鉄道会社では見られないイベントもあり興味深いものだった。今度は相模大野車両基地に入るイベントを開催してくれるとありがたい。第2、第3のイベントも期待したい。
これで小田急海老名車両基地車庫線の旅を終わります。
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