酒田駅引き上げ線体験(構内入換え体験)
プラットホームバーで気持ちよくなり、いよいよ入れ換え体験となる。使用される車両はGV-E400系と呼ばれる電気式ディーゼルカーだ。普通のディーゼルカーのようにディーゼルエンジンを直接動力にする方式ではなく、ディーゼルエンジンで発電し、その電力でモーターを回す仕組みになっている新型車両なのだ。
列車は3両で私は先頭車に乗車した。よく見知った顔が多い。ほぼ全員が着席できるようだ。ただ構内入れ換えでポイントを多く渡るので走行中は着席するようアナウンスがあるのは残念だ。
11時45分定刻に1番線からスタート。起動時のエンジン音が普通のディーゼルカーに比べてかなり大きめだ。
まず秋田方に向かって進み、構内を出はずれると左に分岐する。この線はこのまま進むと貨物駅の酒田港駅に至る線だが、本線から分岐するとすぐに停車した。ここが北部引き上げ線と呼ばれるようだ。もっと奥まで行って欲しいものだ。
ここから反対側に引き返し、酒田駅構内に戻るが、ホームのない10番線と呼ばれる線に入った。となりには特急いなほの車両が3編成止まっていて、それぞれ色違いだからインスタ映えしそうだ。
さらにそこから進み、今度は新潟寄りにある南部引き上げ線と呼ばれる線に入った。
ここで再び進行方向を変える。上りのいなほ2号が酒田駅を発車した後、本線を横断して酒田駅に戻った。全部で所要時間は20分ほどで走行距離は2km程度だろう。貴重な体験ができて大満足だ。
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