小田急海老名車両基地車庫線の旅(車両基地内イベント)
10時15分に再集合となり、検修庫の扉が開いて中に入る。今はなき湘南急行のヘッドマークが付いている。これも乗務員の企画だろう。ディスプレイの列車種別は快速急行となっていて、湘南急行の種別は今は入っていないらしい。
タラップが取り付けられ、乗車となる。ピット線からの乗車なので、かなりの高さを上っていく。編成は6両で、私は3両目を指定されている。
車内に入ると小田急電鉄、小田急トラベルの担当者からあいさつがあった後、まず整備士による出庫点検が行われた。空ノッチ試験、ドア開閉操作、パンタ上げ下げ点検などである。そして最後にブレーキ試験が行われた。これは1ノッチを入れて時速5kmに達した時にブレーキをかけるもので、1回目は通常のブレーキ操作で停車したのに続き、2回は常用ブレーキで最大の制動をかけ、続いて非常制動の試験も行われた。時速5kmとはいえ停車時にかなりの衝撃がある。
また、隣の2号車には客は乗せず、界磁チョッパのモーター音を録音したい人向け専用車両になっていた。自分の録音機材を車両の床に置いて録音するもので、クリアな録音ができるようエアコンは作動させず、車内放送はカットしてあるとのこと。私はそこまでのこだわりや興味はないのでやらなかったが、結構多くの人が自分のスマホを置いて録音に取り組んでいた。鉄道趣味の奥深さを感じる。
そんなこんなで検修庫内でのイベントを終え、59番線を出庫した。
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