京阪電鉄ほぼ乗りつくしの旅(淀まで)
サプライズ発車で三条駅を出発した後、列車は中之島へ向けて下っていく。京阪電鉄は他の在阪私鉄と異なり、大阪起点ではなく京都起点になっているのでこの列車は下り列車ということになる。そんなことをクラブツーリズムの案内人田中さんが車内アナウンスで教えてくれる。クラブツーリズムの乗り鉄系ツアーでは、大塚さんが企画を行い、田中さんが車内アナウンスを行うことが多いが、田中さんは簡潔で分かりやすいアナウンスで定評がある。鉄道の知識の深さとともに、準備に余念がないことを感じる。今回はさらに佐藤さんという若い女性社員も同行している。その他に京阪の社員が1両に1名配置されている。
まず深草駅で後続車両を待避するため最初の運転停車を行う。ここはかつて車両基地が隣接していた。また10月1日からは龍谷大前深草と改称することになっている。
ところで今回のツアーは京阪電鉄ほぼ乗りつくしとなっているだが、その割りには乗らない線も多い。京阪電鉄には8線区あるが、そのうち鴨東線、大津線、石山坂本線、男山ケーブル、京阪本線の天満橋・淀屋橋間には入らない。距離的にはほぼ乗りつくしだが、線区の数的にはほぼではない。
丹波橋で再び運転停車する。かつてはここで近鉄への直通列車も運転されていた。それらしき築堤が見える。
淀駅では左手に京都競馬場が見えた。名前は聞いたことがあるが、ここにあるとは知らなかった。この駅には車庫もあり、ここで乗務員が交代した。その関係か車内のディスプレイでは行き先が淀となっていた。
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