2019年北海道鉄道遺産めぐりの旅(川北駅跡)
ウトロで1泊し、北海道3日目はまず知床峠を経由して太平洋側に出た。ウトロ側からは羅臼岳がハッキリと見えていたが、上るに従って雲が出てきて、知床峠に来ると全く何も見えなくなってしまった。晴れていれば岩肌がむき出しになった羅臼岳が間近に見えるので残念だ。
知床峠からは下りになり、羅臼の町を通り、太平洋側に出る。左手の海には国後島がかすかに見える。日本から見える外国だ。領土交渉は難航しているが、関係者の努力に期待したい。
ウトロから2時間ほど走り、川北という集落に入る。ここにはかつて標津線の川北駅があり、その跡地に当時の車両が保存されているので見学にやってきたのだ。標津線は標茶から根室標津までと厚床から中標津までの線の2本で構成され、私は国鉄時代の1986年3月に乗車したが、民営化後の1989年に廃止された。
プラットホームや駅名票は新たに作られたもののようだ。
キハ22が1両展示してあり、車両も手入れも行き届いていて、関係者の努力が感じられる。このキハ22は昭和37年製で私と同じ年だ。
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