東京モノレール昭和島車両基地入線ツアー(マルコ・ポーロ号)
我々が乗った船はマルコポーロという名前が付いていて、船の側面はオープンな構造になっている。見晴らしは良さそうだが、雨が吹き込みそうで心配だ。全員が乗り込むとほぼ満席となり、空いた席はなくなった。
出港すると雨はさらに強くなり、サイドのビニール製カーテンが降ろされ視界が悪くなり残念だがやむを得ない。カーテンの小さな隙間からも雨が吹き込むので、隙間を埋めるシートまで取り付けられた。
まず京浜運河を北上する。東京都では河川を災害時の輸送拠点として活用するため各所に桟橋を設置を進めていて、こういった桟橋を防災桟橋と呼んでいるようだ。我々が乗船した船着場も防災桟橋とのこと。
レインボーブリッジは高さの関係で大型クルーズ船が通れないので、レインボーブリッジの手前に新たな客船ターミナルが建設中で東京オリンピック前の完成予定だ。画像左手の建築中の建物がそれで、「海の波」、「船の帆」、「日本の伝統的な屋根のそり」をイメージした建物となっている。
お台場では東京オリンピックでトライアスロンが行われ、この付近の海を選手が泳ぐようだが、船から見る限りはここで泳ぐのかという感じがする。案内人の話では下水の処理能力を超える大雨が降った場合は海に直接流れる水量が増え、にごるらしいが、それ以外の時ははそれほどでもないとのこと。さらに進むとビーチバレーの会場となる場所も現れた。
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