2019年北海道鉄道遺産めぐりの旅(青い池)
海沿いにあるおびらにしん番屋で少し早めのお昼を食べた後、今度は一転して内陸の美瑛にある「青い池」に向かった。ここはマックのノートパソコンの壁紙に採用された有名な池なのだ。青い池に立ち枯れた樹々が並ぶ幻想的な光景のようだ。
留萌の先の留萌大和田インターで深川留萌自動車道に乗り、深川経由で向かう。留萌自動車道はここから深川西インターまでが無料区間となっていてありがたいのだが、そのおかげでJR留萌本線は苦戦を強いられている。高速道路が無料になるということは税金が投入されている訳で、こういうものと競争しなければならない民間事業者はとても太刀打ちできない。
片側1車線のカーブの少ない高速道路を進み、深川西インターからは一般道路経由で午後2時頃青い池に到着した。マックの壁紙のおかげでここは一大観光地になっていて駐車場に入るのに大渋滞していた。
クリームソーダのような色をした湖面に、立ち枯れた樹々が何本も立っていて神秘的な光景を醸し出している。ただ何枚も写真を撮ってみたが、日中のせいか、それともカメラマンのスキルのせいか、見映えは今ひとつだ。
それと中国や韓国などからの観光客があまりに多く、静寂な雰囲気にはほど遠いのもマイナス要因だ。ここに来るならば人気(ひとけ)の少ない早朝に限るのだろう。
売店で売っていた青い池ソフトクリーム。ソーダ味のソフトクリームでなかなかおいしい。
青い池の見物を終えて、駐車場を出ようとしたところ、駐車場内が大渋滞でいっこうに動く気配がない。私の前には大型観光バスが止まったままだ。あまりに動かないので車を降りて様子を見に行ってみると、なんとそのバスがバッテリー上がりで動けずに止まっているのだ。どこからかブースターケーブルを持ってきて、他のバスから充電していた。
私は待ちきれず何度か切り返しを行い、観光バスの脇をすり抜け、何とか駐車場を出ることができた。この駐車場には監視員や誘導員がいないことも混乱に拍車をかけている。駐車場を拡大するなど美瑛町としても手は打っているようだがオーバーツーリズムの状態で、しかも観光客も日本人より外国人のほうが断然多い。
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