近鉄ビール電車の旅(ビール電車)
ホテルに荷物を置いてから大阪上本町駅へと移動する。集合場所は上本町駅1階改札外コンコースで、受付は18時20分からとなっている。受付で名乗ると座席番号が書かれた紙片を渡された。私は3号車2番Aで、3両編成の先頭車らしい。
発車まで少し時間があるので近鉄百貨店におつまみを買いに行った。このビール電車はおつまみ付きだが持ち込みも可になっている。私は串カツ、ポテトチップ、チーズなどを調達しておいた。
発車は8番ホームからで、18時45分発の松阪行き特急が発車した後、入線してきた。
車両は3月にも乗った「つどい」の車両で、アサヒビールのヘッドマークが付いている。今回はアサヒビールなのだが、次回はキリンビールとなっていて、1回ごとに交代している。
車内に入るとすでに各席にビールが置いてあり、まだ泡が消えていないから入線直前に入れたようだ。ビールの下には今日の日付入りのつどい乗車記念の専用コースターが敷いてある。金曜日ということもあり、車内は満席で会社帰りに仲間と来ている感じの人が多い。
発車3分ほど前になると乗車が完了したようで、アサヒビールの担当者から挨拶があり、発車を待たずに乾杯となった。吞み鉄の流儀では発車前に飲み始めるのは禁止されているのだが、空気が読めない大人になってはいけない。今日は特別だ。私も見ず知らずの人と乾杯をして飲み始めた。
列車は19時ちょうど発のはずだが、定刻の10秒ほど前に発車した。早発は珍しい。この列車は3両編成でホームの奥に停まっているから、出発信号機を超える頃には定時になっているから問題ないのだろう。
列車はいくつかの駅で待避線に入り、後続車をやり過ごす。この車両は窓に向かって座るタイプなので、ホームの客から視線が直に注がれる。
ビールは飲み放題になので、アサヒビールの担当者に声掛けすれば、すぐに届けてくれる。車内で注ぎたての生ビールの飲めるのはめったにないことでうれしい。
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