平成から令和への旅(大歩危小歩危)
坊っちゃん列車ミュージアムの見学を終えて、ホテルに8時前に戻つた。朝食を済ませて、今日の宿泊地である高知へと向かう。
雨は止んでいるが雲は低い。松山インターから高速に入り、東進する。今回借りたプリウスには定速走行機能があり、それをセットするとアクセルを踏まなくても前の車との車間を調整したり、上り坂になると自動的にエンジンの回転数が上がったりするので、ハンドルを握るだけでいいから運転が楽だ。高速ではアクセルを踏み込むだけでも結構体力がいるものだ。
ところどころで雨が降ったりやんだりを繰り返しながら進んでいく。これから大歩危小歩危を経由して高知に向かうのだが、カーナビの推奨ルートに従い新宮インターで一般道に降りる。ところが、その指示通りに進んだ道が車1台がやっと通れるほどの狭さのとんでもない道だった。一応国道319号線という国道なのだが、酷道という表現がぴったりするほどで「ポツンと一軒家」という番組で出てくるような道なのだ。交通量は少ないものの時々対向車が現れ、どちらかの車が擦れ違いスペースにバックを余儀なくされる。そんな道を10km以上も進み、ようやく国道に合流してホッとする。
酷道の終端にあった地元の商店。ここで休憩した後、大歩危小歩危峡に車を進める。
祖谷そばのしゃれた店があったので入ろうとしたが順番待ちであきらめた。
大歩危小歩危では今から30年ほど前、川下りをしたことがある。伊豆急全線ウォークで同行していただくミスターAN氏と一緒に四国ドライブをした時のことだ。こちらがその時の写真。その時は彼の車を交代で運転しながら瀬戸大橋を渡って四国にやってきたのだ。
そんな思い出の大歩危小歩危では結局コンビニで買ったお昼で軽く済ます。旅行中はホテルの食事が朝も夜もたくさん出るので、昼は軽くても特段問題ない。大歩危小歩危を出ると再び雨が激しくなったので桂浜に行ってみようかと思っていたが、やめにしてホテルへ直行した。
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