ホビーのまち静岡トレインツアー(西浜松駅)
西浜松駅構内に入り、おそらく3号線と思われるところで停止信号で停車し、JR貨物の西浜松駅長が後部運転台に乗り込んできて、西浜松駅の概要を話し始める。ここは浜松駅高架化にともなって貨物部門が移転してできた駅で、ナゴヤドーム3個分の広さがあるとのこと。こういうアナウンスをするのは慣れていないとのことであったが、ポイントを押さえた簡潔な話で好感が持てる。
西浜松駅は東海道本線を抱き込む形で配置されている。我々の列車は東海道本線の山側に停車しているが、海側には電気式ディーゼル機関車HD300が貨車を引いて走行しているのがチラッと見えたが、地下線に入ってどこかへ行ってしまった。
隣の線路にはEF65がやって来て停車した。 それに続き先ほど見えなくなったHD300が、どこかで折り返してEF65の手前で止まった。そのあと我々の列車の前で連結実演をしてくれた。
HD300の運転台にはJR貨物のゆるキャラ「エコレールマーク」も添乗している。連結実演が終わると合体した機関車は浜松方に移動し、今度は我々の列車の左側に停車した。
左手に気を取られていると、進行右手ではJR貨物の職員が見送りをしてくれている。コンテナをトップリフターで持ち上げての見送りである。車内は歓声に包まれた。
西浜松駅での停車は20分弱という短時間だったが、貨物列車の運行の合間にこんな盛りだくさんな歓迎があるとは全く想像もしていなかった。日頃接することの少ない貨物駅であったが、身近に感じられるひと時だった。
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