明治150年記念 日本を変えた千の技術博
上野の国立科学博物館で「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」が3月3日までの予定で開催されています。明治から平成まで、日本や世界の生活を変えた数々の発明品や技術が展示されています。国立科学博物館に行くのはこの歳で初めてでした。入り口にはD51蒸気機関車の静態保存が展示されています。屋根もない環境の割に状態は良かったです。
中に入ると数々の展示物があります。写真撮影は可になっています。トーマス・エジソンが明治天皇に献上した蓄音機です。エジソンが天皇に宛てたメッセージプレートも付いています。
100年前の電気自動車。当時アメリカで走っていた乗用車の3割は電気自動車だったそうです。電気自動車はガソリンエンジンより構造が簡単で、部品も少なくて済んだことが背景で、今でいうバッテリーカーのようです。
こちらは1879年の汽車時刻表です。この分厚い本が全部時刻表なのか、それとも一部分だけが時刻表なのかは解説がないので分かりません。
私が一番驚いたのが、1871年にはすでに海底ケーブルで長崎と大陸との間が電信で結ばれていたということです。大陸が中国なのか朝鮮なのかは説明がないので分からないのですが、明治のごく初期の時期に海底ケーブルで結ばれていたとは驚きです。
専門的な知識を得るには物足りない向きもありますが、この150年間の科学技術の進歩を概括的に把握するにはいい展示なので、開催期間はあと1週間ほどしかありませんが、時間のある方は訪れてみてはいかかでしょうか。
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