皇室と鉄道展
東京駅ステーションギャラリーで「皇室と鉄道展」が開催されています。昨日見学してきました。事前にインターネットで予約する必要があり、予約はすぐにいっぱいになったようです。
皇室と鉄道のつながりと言えば、真っ先に思い浮かぶのがお召し列車です。写真と映像でお召し列車乗車の様子や駅でのスナップ写真などが多数展示されています。お召し列車は専用車両の場合もあれば、一般の列車に乗られることもあるようです。車両の中から立って手を振る写真も多く見られました。
また陛下が皇太子の時代の写真は、まさにプリンスという感じで、また美智子さまも顔が今よりも丸く当時もとてもきれいでした。
国鉄やJRだけでなく、ニューシャトルやわたらせ渓谷鉄道、営団地下鉄などに乗車された際の写真もありました。
写真は陛下だけでなく昭和天皇や今の皇太子殿下、秋篠宮殿下など様々です。
お召し列車に使用されたブレーキ弁や逆転ハンドル、仕業表、お召し列車の乗務員が着用する徽章なども展示され見応えのある展示でした。
今後鉄道博物館での展示も予定されているとの話もあり、その際は皆さまもぜひご覧になられることをおすすめします。
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小学6年生の時の土曜日、下校途中に鉄道をまたぐ歩道橋を渡ろうとしたら警官に「ちょっと待って」と止められたのを思い出しました。
お召列車の通過待ちでした。ランドセルに爆弾を入れてて上から投げるとでも思われたのでしょうか。直後にその列車は通過しました。警官は「ごめんね」と言って通してくれました。
列車通過中、警官と並んで列車を眺めていました。家に帰って両親に話したら軍隊経験のあった父に「昔だったら背中を向けてなきゃいけなかったんだよ」と言われました。戦争で両親を亡くした母は黙ってお茶を飲んでいました。
投稿: ミスターOH | 2019年1月31日 (木) 13時23分
ミスターOHさん、こんばんは。
戦前であればお召し列車を眺めるなどもってのほかだったのかもしれません。今はいい時代になったのでしょう。しかしそれは多くの犠牲の上に成り立っていることも忘れてはいけないですね。
投稿: ミスターK | 2019年1月31日 (木) 23時50分