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2018年12月17日 (月)

福知山なるほど発見電車まつりの旅(117系)

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 JTBから送られてきた団体乗車券を示して新大阪駅の有人改札を通る。「9番線になります」と女性駅員に告げられる。この臨時列車の件が駅員によく周知されているようだ。9番線ホーム上で特に集合場所はなく各自がそのまま列車に乗り込む形式になっている。それらしき人はいるが意外と参加者は少なめだ。この先大阪と尼崎でも乗れるが新大阪から乗る人が大半だろうから、JTBにとっては失敗ツアーかもしれない。

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 臨時列車はサンダーバード2号大阪行きの後に入線してきた。6両編成の117系でオリジナルカラーではなく緑色の塗装でちょっと興ざめだ。しかし車番を見るとトップナンバーでその点はうれしい。

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 各車両20名程度しか乗っていない。席は自由席なので好きなところに座る。117系は2人がけの転換クロスシートだが、1人で4人がけを占領できた。大半の客がそうしている。家族連れは少なく、大半が私と同業と思われた。大阪、尼崎で乗ってくる客は少なかった。

 117系は国鉄時代の1979年登場で、当時急行型ボックス車両で運転されていた新快速電車の置き換え用として京阪神間に投入された。京阪間で阪急、京阪は転換クロスシートの特急車両を運行しており、いっぽう国鉄は運賃も高く車両も古く、競争になっていなかった。それに対抗すべく投入されたのが117系で、先頭部分は流線型を意識したスタイルで、デビュー当時はクリーム色に茶色のラインでスピード感のある車体だった。私は1982年に西日本方面を青春18きっぷで旅したが、その時のコース選定でこの117系に乗ることも目的の一つにしていた。当時国鉄で特別料金無しでクロスシートの車両に乗れるのは珍しかったのだ。

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