小湊鐵道激レア体験の旅(乗車体験)
出区体験が終わりホームに着くと、我々はいったん降ろされ、しばらくしてから再び乗車となる。ここから上総牛久まで乗車するが、通常の里山トロッコの運行は上総牛久から先だけとなっているので、これも激レア体験4の乗車体験となっている。
社員に見送られながら五井駅を発車する。トロッコのため速度は遅く、せいぜい時速30kmくらいだろう。そのため踏切では車の長蛇の列ができていた。里山トロッコは客車部分は台車が1軸なので、通常の鉄道車両ならばタタンタタンと継ぎ目を刻む音がタンタン、タンタンとなって間延びしている。
車内ではNHKBSの取材班がインタビューを始めた。取材班といってもラフな格好の年配の男性が1名だけで、カメラも家庭用ホームビデオのような小ぶりなものを持っているだけだ。その人が一人で撮影し、一人でインタビューしている。随分とローコストな取材だ。私は午後に仕事がある関係でスーツ姿なので絵にしにくいと思ったのか、インタビューされなかった。
車掌がマイクで沿線の案内を行なっている。海士有木(あまありき)駅ではここまで千葉急行電鉄(今の京成千原線)がここまで延長される計画があったことを伝えている。
トロッコ車両はご覧の通りオープンな構造で、車内アナウンスでは、顔や手を出さないでくださいではなく、顔や手を出す場合はご注意くださいという珍しい放送をしていた。
のんびりした景色の中をのんびりと進み、10時20分上総牛久に到着した。我々のツアーはここで終わりである。
出札窓口には自動券売機はなく硬券を販売していたので記念に入場券を買った。裏面に赤線が入っていたから、この日最初に売れた入場券だ。
私はここで折り返し五井行きに乗るので時間は8分しかなくあわただしい。参加者の大半もここで折り返したようだ。帰りの車両は駅ごとに乗車があり、1両編成なので立ち客も出るほどだった。
その後、五井に着き、総武線快速、総武線各駅停車と乗り継ぎ、午後の休日出勤に就いた。
(これで、小湊鐵道激レア体験の旅を終わります)
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