東奔西走乗り鉄の旅(福知山線)
福知山駅の渡り線を乗り終え次の目的は阪堺電車我孫子道車庫に入る列車への乗車となる。福知山で下車したはしだて2号の隣ホームにこれから乗るこうのとり12号新大阪行きが入線する。同一ホーム上で「はしだて」と「こうのとり」が相互に接続し乗り換えられるようになっているとともに、列車を乗り換えてもJR同士の乗り換えの場合は特急料金が通算されるようになっているのもありがたい。ホームはそれぞれの乗換え客が交錯するが、階段の上り下りがないのでスムーズだ。橋立観光に行く外国人観光客も多い。
列車は小雨の降る福知山線を南下していく。のどかな山あいを走るローカル特急だ。
宝塚駅の手前では旧線跡が近づいて来る。
列車は塚口を通過すると減速を始め、福知山線列車脱線事故の現場の脇を抜ける。ちょうど昨日、事故の慰霊施設「祈りの杜」が完成し遺族らの関係者に公開されたことが今朝の新聞に載っていた。あれから13年が経過したが、この事故が風化せず、将来にしっかりと語り継がれ、安全を誓う場となることを期待する。
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