2018年北海道ドライブ紀行(富内駅)
富内駅は昔ながらの木造平屋建ての駅舎で今も手入れが行き届いている。廃線から30年以上経っても手入れが行き届いているのは、ほべつ銀河鉄道の里づくり委員会の取り組みによるところが大きいらしい。廃線の年に地域再開発協議会が立ち上げられ、以降駅構内の整備など継続しているようだ。
駅舎の中には、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケで使われた鉄道関係の小道具が展示されているとのことだったが、扉に鍵がかかって中に入れず、窓越しからの撮影となった(後から調べると表からは入れないのだが、ホーム側からは入れるらしく残念な思いをした)。
線路も残されており、側線には青く塗り直された旧型客車が2両展示されている。ライダーハウスに利用されているようだが、中はだいぶ雑然としていた。
線路上には軌道自転車が放置されている。こいでみようかと乗ってみたがチェーンが切れていてこげなかった。けれどもレールを蹴って飛び乗ると惰性で結構進んで行く。本当は乗ってはいけないのかもしれないが、禁止を示す張り紙もないのでこぎ進むと天に延びるレールが現れた。
銀河鉄道999を思わせるオブジェで、「ほべつ銀河鉄道運動」の一環らしい。「♫再び始まるドラマのために」残されているらしい。
線路沿いには小学校も隣接している。塀などなくオープンな構造になっている。この日は日曜日なので児童はいなかったが、こんな自然に囲まれた学校に通える子どもがうらやましい。
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