山田線 宮古~釜石間 DL点検列車 運転
先日の「2018年大人の休日倶楽部パスの旅PARTⅡ」でも少しご紹介した山田線の復旧工事ですが、ほぼ完了し、今月からディーゼル機関車による強度確認試験等が実施されるようです。
点検列車の運行はJR東日本により行われますが、最終的に来年3月23日に同線は三陸鉄道に移管されます。
これにより三陸鉄道は盛から釜石、宮古を経由して久慈に至る163kmの路線となり、第三セクターでは一番長い路線を有する鉄道会社になるようです。営業キロがこれより短い大手民鉄はいくらでもあるので、鉄道会社としてもかなりの大会社になります。
ただし、同社のホームページから決算内容を見てみると年間売り上げが3億円程度で、3億円超の各種補助金を得ても赤字決算となっており、経営状況はかなり厳しいようです。地方の交通インフラを維持するには我々も税金等を通じて相応の対価を支払う必要があるようです。
« 野辺山SLランド閉園 | トップページ | ブログ開設10周年 »
「鉄道雑感」カテゴリの記事
- 旧新橋停車場鉄道博物館収蔵展(2024.09.11)
- 国鉄と言えば・・・(2024.09.04)
- 払いもどしはじめました(2024.08.20)
- 豆相人車鉄道の碑(2024.07.09)
- 新一万円札と東京駅(2024.07.06)
コメント