野球盤60周年
鉄道とは関連のない話題ですが、今年が野球盤が発売開始から60年だそうです。日経新聞の広告に出ていました。おもちゃの広告が日経新聞に出ることは珍しいですが、読者は野球盤世代なのでしょう。1958年の登場ですから私が生まれる前からあるようです。私は小学校2年の時に野球盤を買ってもらいました。ピッチャーがパチンコ玉のようなボールを投げ、それをゴムの力で回転するバットで打ち、入った穴の位置でヒット、ホームラン、アウトなどが決まります。
盤の下にはマグネットが仕掛けてあってピッチャーはそれを操作することによりストレート、カーブ、シュートなどを投げ分けます。カーブはホームベースを外れるのでスイングすると当たりませんが見送ればボールになります。シュートも見送ればボール、振れば詰まったアタリになります。ピッチャーの球種を予想しながら打つ必要がありました。
その後消える魔球装置が付いた野球盤が登場しました。当時はやっていた野球マンガの主人公星飛雄馬が投げる大リーグボール2号「消える魔球」が野球盤に取り入れられたのです。テレビCMでは投げた球が本当に消えるように演出されていましたが、実際にはホームベース手前でボールが盤の下を通ってキャッチャーが捕球する仕組みになっていて、今思えば明らかに誇大広告でしたが、そんなことも問題にならない時代でした。
その後も野球盤は進化をとげ、昔は平面上でしたが今では3Dになりボールが空中を飛び、それをバットで打つようになっているみたいです。
昭和のアナログゲームですが、今も変わらぬ人気があるようです。
« 川崎駅ホーム拡幅に伴う運転変更について | トップページ | 人生ゲーム50年 »
「鉄道雑感」カテゴリの記事
- 山本厚太郎先輩、ご逝去される(2022.07.19)
- 安倍首相、凶弾に倒れる(2022.07.11)
コメント