2018年大人の休日倶楽部パスの旅PARTⅡ(岩泉駅廃線巡り2)
浅内駅を出て岩手大川駅に向かうあたりから道も細くなり慎重な運転が必要になってくる。時々災害復興関連の大型ダンプなどとすれ違う。
すでに鉄道は廃止されたのに岩手大川駅入り口を示す道路案内板は残っていた。駅舎はなくホームだけが残っていた。
続いて押角駅へと向かう。鉄道はここからトンネルとなるが、道路の方は山道を進む。道幅はほぼ1車線でところどころにすれ違いスペースが設けられている。この狭い道路のおかげで岩泉線は廃線を免れてきた。
一般に鉄道路線を廃止する場合、並行道路に代替バスを走らせることが可能であるかどうかが争点の一つになる。国鉄時代から輸送量は少なく数字的な基準に照らせばとっくに廃止になってもおかしくなかった。しかしこういった道路ではマイクロバスが辛うじて通れる程度の幅しかなく、カーブも多いので所要時間は鉄道の何倍もかかりそうである。こういったことが要因で廃線を免れていたが、2010年の災害により不通区間が生じ、復旧に費用がかかるので廃止となった。現在岩泉線の押角トンネルを拡幅する形でトンネルを整備中のようだ。
こちらは押角駅と思われる場所。線路は川の対岸にあり、駅舎も対岸にあったと思われるが対岸に渡る橋は流出しており、駅舎も見えない。
その次は岩手和井内駅と中里駅になるが、この駅はレールバイクの乗車で訪れるので通過し、岩手刈屋駅に向かう。こちらは駅舎はなくホームと思われるスペースが残る程度だった。
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