関西電力トロリーバス廃止
立山黒部アルペンルートではトロリーバスが運行されています。トロリーバスとは架線から集電して動くバスで路面電車に似ていますが線路はなくゴムタイヤなので多少ルートを逸脱しても架線から離れない限りは運行可能です。路面電車より簡易な設備で運行できるのでかつては東京、横浜などにもありましたが、現在は立山黒部アルペンルート内の2路線のみになっています。私はこのトロリーバスに1994年に初めて乗りました。トロリーバスは法律的には無軌条電車と呼ばれ鉄道の範疇に入るので、私の鉄道全線完乗の対象路線に入るのです。扇沢から黒部ダムまで5.4kmで関西電力の運行です。
その後1996年に立山トンネルバスと呼ばれた室堂・大観峰間3.7kmもトロリーバス化され、それにも乗りました。こちらは関西電力ではなく立山黒部貫光の運行です。
そのトロリーバスのうち関西電力運行のトロリーバスが来年廃止され、その後には電気バスというものの運行が開始されます。バッテリーで動くバスで発着地点にある架線で充電し、駅間はバッテリーで動く仕組みになっています。烏山線などで運行されているハイブリット車両と仕組みは同じです。トロリーバスは鉄道の仲間なので廃線と聞くとまた乗りに行きたくなりました。
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