SL大樹と栃木県渡り線の旅(SL大樹2号)
今回のSL大樹の運行開始と合わせて、鬼怒川温泉駅、下今市駅、東武日光駅では硬券の入場券の発売を開始した。 また鬼怒川温泉駅ではSL大樹6号に限って当日発売の指定券を硬券で発行するという掲示もあった。
11時08分折り返し下今市に向かって発車した。帰りも同じ2号車だった。パイプ製の網棚や天井のクーラーの吹き出し口の形状など随所に昭和を感じる。1号車はスハフ14で発電用ディーゼルエンジンを積んでいてその騒音がうるさいのも昔と変わらない。
勾配区間では蒸気機関車から流れる黒い煙が窓外を漂い、窓の開かない14系客車だが石炭の香りが車内に入り込んでくる。
11時41分、下今市駅到着。栃木デスティネーションキャンペーンの関係かJR東日本の社員も大勢で大樹の到着を待ち受けていた。助役クラスが4名で横断幕を掲げていたから相当な力の入れようだ。
下今市では全編成をいったん側線に引き上げた後に機回しが行われる。
SLは転車台で回転した後バックで機関庫に入る。DLは方向転換の必要はないが、構内配線の関係で転車台に乗せられ60度ほど回転してから後部に連結される。その後SLが出庫して前部に連結される。
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